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隔離性とは?かくりせい

隔離性とは、複数のトランザクションを同時に実行しても、互いの途中結果に影響されず、1本ずつ順に実行したのと同じ結果が得られる性質。ACID特性のIにあたり、直列化可能性とも呼ぶ。完全に満たそうとすると同時実行性が落ちるため、実装では隔離性水準として段階的に緩められるようになっている。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の過去問では9回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:独立性、分離性、Isolation

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背景

同時実行を一切許さなければ整合性は完璧だが、1件の処理が終わるまで全員が待つことになり、オンライン処理が成り立たない。かといって無制限に並べると、他のトランザクションが書きかけの値を読んで判断してしまう。この「速さ」と「正しさ」の対立を、直列実行と同じ結果になる範囲までなら並べてよい、という基準で調停するのが隔離性である。試験ではACIDの中で唯一、意図的に緩める対象として問われる。

具体例

PostgreSQLの既定はREAD COMMITTEDで、他のトランザクションがまだコミットしていない在庫数は見えない。SERIALIZABLEを指定すると、直列実行と同じ結果にならない組み合わせを検出し、後から来たほうをエラーで中断させる。

試験での引っ掛け

水準を緩めたときに何が犠牲になるかを取り違えやすい。落ちるのは隔離性だけで、READ COMMITTEDにしてもコミット済みの更新が失われたり、更新の一部だけが残ったりはしない——原子性と耐久性は水準の指定と無関係である。もう一つ狙われるのが直列化可能性の解釈で、SERIALIZABLEが保証するのは「どこかの直列順序と同じ結果になる」ことだけ。ロック方式ならデッドロック、スナップショット方式なら直列化異常の検出による中断が起こり得る。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では9回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 水準を緩めたときに何が犠牲になるかを取り違えやすい。