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直列化可能性とは?ちょくれつかかのうせい

直列化可能性とは、並行に実行した複数のトランザクションの結果が、それらを何らかの順序で1つずつ実行した結果と一致する性質。同時実行制御が守るべき正しさの基準であり、SQLの隔離性水準ではSERIALIZABLEが対応する。判定は先行グラフに閉路が無いことで行う。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2023年度)。

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:直列可能性、serializability

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背景

待たせなければ速いが、制御しなければ更新の消失や矛盾した読取りが起きる。そこで「速さ」と「正しさ」の折り合いを付けるために、逐次実行と同じ結果になるなら正しいと定義し直した。この基準があるおかげで、2相ロックのような具体的な方式を「直列化可能性を保証するか」で評価できる。隔離性水準を下げる設計判断も、どこまで崩してよいかをこの基準からの距離として説明できる。

具体例

在庫表の同じ行に対して、T1が受注引当で減算し、T2が返品で加算する。両者を同時に走らせた結果の在庫数が、T1→T2またはT2→T1の逐次実行と同じになれば直列化可能である。判定は、競合する操作の順序を辺として先行グラフを描き、閉路が無いかを見る。

試験での引っ掛け

「実際に開始・終了した順どおりになること」ではない。何らかの逐次順序と等価であればよく、時計上の順序と一致する必要はない。また2相ロックを守れば直列化可能だが、逆は成り立たない(直列化可能でも2相ロックに従わないスケジュールは存在する)。2相ロックはデッドロックを防いでもくれない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2017年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • 「実際に開始・終了した順どおりになること」ではない。