データベーススペシャリスト暗記無料で始める

ACID特性とは?アシッドとくせい

ACID特性とは、トランザクションが備えるべき4つの性質の総称で、原子性(Atomicity)・一貫性(Consistency)・隔離性(Isolation)・耐久性(Durability)の頭文字を並べたもの。DBMSがこれらを引き受けるおかげで、アプリケーション側は障害や同時実行を意識せずに更新を書ける。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の過去問では2回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

複数の利用者が同時に更新し、しかも障害がいつでも起こり得る環境で業務データを預かるには、「どこまでDBMSが守るのか」を明文化した契約が要る。ACIDはその契約であり、ログによるロールバックとロールフォワード、ロックやMVCCによる同時実行制御といった実装は、すべてこの4つを満たすための手段として位置づけられる。分散環境で何を諦めるかを論じるときの基準線にもなる。

具体例

受注確定で在庫を減らし受注明細を書く処理では、両方が反映されるか一切反映されないか(原子性)、在庫がマイナスになる制約違反を残さないか(一貫性)、同時実行の途中経過が他から見えないか(隔離性)、コミット後は電源断でも失われないか(耐久性)を、DBMSがまとめて保証する。

試験での引っ掛け

頭文字が同じ語との取り違えが定番。ACIDのCは1つのDBが制約を満たすこと、CAP定理のCは複製間で同じ値が見えることで、別の概念を指す。IはIsolation(隔離性・独立性)であってIntegrity(完全性)ではない。さらに、隔離性水準を選んで緩められるのはIだけで、AとDは水準で下げられない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 頭文字が同じ語との取り違えが定番。