次数と基数とは?じすうときすう
次数と基数とは、関係の大きさを縦横で数える2つの言葉。次数は属性すなわち列の個数、基数はタプルすなわち行の個数を指す。次数は表の定義で決まるので設計を変えない限り動かないが、基数はデータの出入りで日々変わり、容量見積りや実行計画の見積りの材料になる。
最終更新:2026-10-06
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関係モデルは表を集合として扱うので、見た目の「表」ではなく数学の言葉で大きさを言い表す必要があった。列や行という実装寄りの呼び方から切り離すことで、関係代数の各演算が結果の形をどう変えるかを式として書けるようになる。実務でもこの語はそのまま生きていて、統計情報として保持される行数の見積り(カーディナリティ)が最適化器の選ぶ経路を左右する。
具体例
社員番号・氏名・部門コード・入社日・給与の5列に20人ぶんが入った社員表なら、次数は5、基数は20。ここから氏名と部門コードだけを取り出せば次数は2に減るが、重複を除かない限り基数は20のまま残る。
試験での引っ掛け
演算ごとに動く向きが違う点が狙われる。行を絞る演算は基数だけを減らし、列を絞る演算は次数を減らす。総当たりを作る演算では次数が両者の和、基数が両者の積になり、ここだけ足し算と掛け算が同居する。どちらがどちらか取り違えると計算問題で必ず外す。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。