応用情報暗記無料で始める

ファイルシステムとは?ふぁいるしすてむ

ファイルシステムとは、補助記憶装置の物理的なブロックの並びを、ファイルとディレクトリという論理的な木構造として見せるOSの機能。名前とデータ位置の対応付け、空き領域の管理、アクセス権の制御、更新途中の電源断に備えるジャーナルの記録を担い、利用者にもプログラムにも物理配置を意識させない。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題され、ほかに5問の解説で触れられています(2017年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

記憶装置を素のセクタ番号で扱っていた時代は、どこに何を書いたかを応用プログラム自身が覚える必要があり、別のプログラムが同じ領域を上書きする事故が絶えなかった。装置と応用の間に名前空間と割当ての管理者を1枚挟んだのがファイルシステムで、装置やOSが変わっても同じ呼出しで読み書きできるという移植性もここから生まれている。

具体例

Linuxのext4はジャーナル方式を採り、メタデータの更新をいったん専用領域へ書いてから本体に反映する。途中で電源が落ちても、再起動時にジャーナルを読み直せば中途半端な状態を巻き戻せる。WindowsのNTFSも同じ考え方で、これにファイル単位のACLを組み合わせて権限を管理している。

試験での引っ掛け

「..」を含む相対パスと絶対パスの読み替えが頻出で、カレントディレクトリの位置を取り違えると芋づる式に外す。ディレクトリ自体もファイルの一種(名前とiノード番号の対応表)である点、そして削除は実データの消去ではなく管理情報の更新にすぎない点も狙われる——だからこそ廃棄時には別途データ消去や暗号化消去が要る。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 「..」を含む相対パスと絶対パスの読み替えが頻出で、カレントディレクトリの位置を取り違えると芋づる式に外す。