ファイルシステムとは?
ファイルシステムとは、補助記憶装置上の領域を、ファイルとディレクトリという論理的な単位で管理する仕組み。ブロック単位の割当て、空き領域の管理、ファイル名とデータ位置の対応付け、アクセス権の管理を担い、利用者に物理的な配置を意識させない。
応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2017年度〜2023年度)。
ふぁいるしすてむ
ファイルシステムの意味
補助記憶装置上の領域を、ファイルとディレクトリという論理的な単位で管理する仕組み。ブロック単位の割当て、空き領域の管理、ファイル名とデータ位置の対応付け、アクセス権の管理を担い、利用者に物理的な配置を意識させない。
ファイルシステムの具体例
多くのUNIX系ファイルシステムでは、ファイルの属性とデータブロックの位置をiノードに持ち、ディレクトリは「名前とiノード番号の対応表」にすぎない。このため同一ファイルに複数の名前を付けるハードリンクが自然に実現できる。
ファイルシステムは試験でどう引っ掛けられる?
絶対パスはルートから、相対パスはカレントディレクトリからの記述で、階層をさかのぼる「..」を含む問題が頻出。またディレクトリ自体もファイルの一種として扱われる点、ファイル削除が実体の消去ではなく管理情報の更新である点も狙われる。
ファイルシステムと関連する用語
ファイルシステムが出た過去問
Hadoopの説明はどれか。
正解:大規模なデータを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
要点:Hadoopは大規模データを分散処理する基盤
Hadoopは大量のデータを多数のサーバに分散して蓄積・処理するためのオープンソースのソフトウェアライブラリ群である。分散ファイルシステムHDFSと、MapReduceに代表される分散処理の枠組みを中核とする。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問19(IPA)SDメモリカードの上位規格の一つであるSDXCの特徴として、適切なものはどれか。
正解:ファイルシステムにexFATを採用し、最大2Tバイトの容量に対応できる。
要点:SDXCはexFAT採用で最大2Tバイトに対応する上位規格
SDXCはSD規格の上位規格で、ファイルシステムにexFATを採用することで4Gバイトを超える大容量ファイルを扱え、規格上の最大容量は2Tバイトです。従来のSDHCはFAT32で最大32Gバイトまででした。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12(IPA)情報セキュリティにおけるサンドボックスの説明はどれか。
正解:不正な動作をする可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって、他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ。
要点:サンドボックスは隔離環境で実行し影響の波及を防ぐ仕組み
サンドボックスは、疑わしいプログラムをファイルシステムやネットワークへのアクセスを制限した隔離環境で動かし、その挙動を観察したり被害を封じ込めたりする仕組みである。万一そのプログラムが不正な動作をしても、隔離された領域の外へ影響が及ばないようにする点が要点である。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問43(IPA)Hadoopの説明はどれか。
正解:大規模なデータセットを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
要点:Hadoopは大規模データを分散処理するOSS基盤
Hadoopは大規模データを多数のマシンに分散して蓄積・処理するためのオープンソースのソフトウェア基盤で、分散ファイルシステムHDFSと分散処理フレームワークMapReduceを中核とする。ビッグデータ処理の代表的な実装である。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問20(IPA)正解:物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって、プログラムの実行環境を仮想化するので、仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
要点:コンテナ型はゲストOSを持たずホストOSのカーネルを共有する
コンテナ型仮想化は、ホストOSのカーネル機能でプロセスやファイルシステムを分離し、アプリケーションの実行環境だけを独立させる方式です。コンテナごとにゲストOSを持たないため、起動が速くリソース消費も小さくなります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。