OSS(オープンソースソフトウェア)とは?
OSS(オープンソースソフトウェア)とは、ソースコードが公開され、定められた使用許諾の範囲で自由に利用、改変、再配布できるソフトウェア。無償のものが多いが、利用条件の順守義務があり、脆弱性が公表されたときに自ら適用判断を行う必要がある点が管理上の論点になる。
応用情報技術者試験の過去問では8回出題されています(2020年度〜2025年度)。
おーえすえす
OSS(オープンソースソフトウェア)の意味
ソースコードが公開され、定められた使用許諾の範囲で自由に利用、改変、再配布できるソフトウェア。無償のものが多いが、利用条件の順守義務があり、脆弱性が公表されたときに自ら適用判断を行う必要がある点が管理上の論点になる。
OSS(オープンソースソフトウェア)の具体例
委託先が開発した社内システムに広く使われている部品が含まれ、その部品に重大な脆弱性が公表された。自社では構成部品の一覧を委託先から受け取っていたため該当を即座に特定でき、暫定の回避策を適用したうえで修正版への更新を依頼できた。
OSS(オープンソースソフトウェア)は試験でどう引っ掛けられる?
「無償だから責任も発生しない」は誤り。使用許諾の条件に反すれば著作権上の問題になる。また提供元の保守が止まる場合があり、商用製品のような保守窓口が常にあるとは限らない。
OSS(オープンソースソフトウェア)と関連する用語
OSS(オープンソースソフトウェア)が出た過去問
OSS(Open Source Software)における、ディストリビュータの役割はどれか。
正解:OSSやアプリケーションソフトウェアを組み合わせて、パッケージにして提供する。
要点:ディストリビュータはOSSを束ねて配布形態に仕立てる
ディストリビュータは、OSSのカーネルやライブラリ、アプリケーションを組み合わせ、インストーラや依存関係の解決も含めて一つのパッケージ(ディストリビューション)として配布する立場である。開発そのものや個別システムの構築・提案とは役割が異なる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問19(IPA)次の特徴をもつプログラム言語及び実行環境であって、オープンソースソフトウェアとして提供されているものはどれか。 〔特徴〕 ・統計解析や機械学習の分野に適している…
正解:R
要点:Rは統計解析・機械学習向けのOSS言語と実行環境
統計解析と機械学習に特化し、CRANを通じて多数のパッケージが提供され、動的型付けのインタプリタ言語として動作するのはRである。オープンソースで統計処理とグラフ描画の機能が標準で充実している点が特徴である。他の3つは汎用のプログラム言語で、統計解析専用の設計ではない。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問8(IPA)Hadoopの説明はどれか。
正解:大規模なデータセットを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
要点:Hadoopは大規模データを分散処理するOSS基盤
Hadoopは大規模データを多数のマシンに分散して蓄積・処理するためのオープンソースのソフトウェア基盤で、分散ファイルシステムHDFSと分散処理フレームワークMapReduceを中核とする。ビッグデータ処理の代表的な実装である。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問20(IPA)コンテナ型仮想化の環境であって、アプリケーションソフトウェアの構築、実行、管理を行うためのプラットフォームを提供するOSSはどれか。
正解:Docker
要点:コンテナ型仮想化はOSを共有するため軽量で起動が速い
Dockerは、OSのカーネルを共有しながらプロセスを隔離するコンテナ型仮想化を用いて、アプリケーションの構築・実行・管理を行うオープンソースのプラットフォームである。ゲストOSを持たないため、ハイパーバイザ型の仮想化に比べて軽量で起動が速い。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問20(IPA)次の特徴をもつプログラム言語及び実行環境であって、オープンソースソフトウェアとして提供されているものはどれか。 〔特徴〕 ・統計解析や機械学習に適している。 ・…
正解:R
要点:Rは統計解析・機械学習向けの動的型付けOSS言語
統計解析・機械学習向けで、データ分析やグラフ描画のパッケージ(CRANで配布)が豊富、かつ動的型付けのインタプリタ型オープンソース言語といえばRである。Rは統計計算とグラフィックスのために設計された言語・実行環境で、学術・データ分析分野で広く使われている。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。