コンテナとは?
コンテナとは、アプリケーションと動作に必要な部品をひとまとめにし、基本ソフトを共有しながら互いに隔離して動かす技術。仮想化より起動が速く軽い。開発環境と本番環境の差をなくせる一方、含まれる部品の脆弱性管理が必要になる点が問われる。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2023年度)。
こんてな
コンテナの意味
アプリケーションと動作に必要な部品をひとまとめにし、基本ソフトを共有しながら互いに隔離して動かす技術。仮想化より起動が速く軽い。開発環境と本番環境の差をなくせる一方、含まれる部品の脆弱性管理が必要になる点が問われる。
コンテナの具体例
社内システムの更改で、開発会社から「開発機では動くのに本番で動かない」という問題が繰り返し起きていた。動作環境ごとまとめて受け渡す方式に変えたところ差異が解消し、切り戻しも元のまとまりに戻すだけで済むようになった。
コンテナは試験でどう引っ掛けられる?
基本ソフトごと丸ごと再現する仮想化とは異なり、基本ソフトは土台と共有する。「隔離されているから安全」ではなく、まとまりの中に古い部品が入っていれば脆弱性はそのまま持ち込まれる。
コンテナと関連する用語
コンテナが出た過去問
サーバアプリケーションの開発のための,オブジェクト指向技術に基づいたコンポーネントソフトウェアの仕様はどれか。
正解:EJB(Enterprise JavaBeans)
要点:EJBはサーバ側業務ロジックのコンポーネント仕様
EJBは、Java EEにおいてサーバ側の業務ロジックをコンポーネントとして実装するための仕様である。オブジェクト指向技術に基づき、トランザクションやセキュリティなどをコンテナが提供するため、開発者は業務ロジックに集中できる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問17(IPA)コンテナ型仮想化の説明として、適切なものはどれか。
正解:アプリケーションの起動に必要なプログラムやライブラリなどをまとめ、ホストOSで動作させるので、独立性を保ちながら複数のアプリケーションを稼働できる。
要点:コンテナ型はホストOSのカーネルを共有し軽量に隔離する
コンテナ型仮想化は、アプリケーションと必要なライブラリなどをひとまとめにして、ホストOSのカーネルを共有したまま隔離された環境で動かす方式である。ゲストOSを持たないため起動が速く、資源のオーバヘッドが小さい。反面、ホストOSと異なる種類のOSは動かせないという制約がある。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14(IPA)コンテナ型仮想化の説明として、適切なものはどれか。
正解:物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって、プログラムの実行環境を仮想化するので、仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
要点:コンテナ型はゲストOSを持たずホストOSのカーネルを共有する
コンテナ型仮想化は、ホストOSのカーネル機能でプロセスやファイルシステムを分離し、アプリケーションの実行環境だけを独立させる方式です。コンテナごとにゲストOSを持たないため、起動が速くリソース消費も小さくなります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12(IPA)コンテナ型仮想化の環境であって、アプリケーションソフトウェアの構築、実行、管理を行うためのプラットフォームを提供するOSSはどれか。
正解:Docker
要点:コンテナ型仮想化はOSを共有するため軽量で起動が速い
Dockerは、OSのカーネルを共有しながらプロセスを隔離するコンテナ型仮想化を用いて、アプリケーションの構築・実行・管理を行うオープンソースのプラットフォームである。ゲストOSを持たないため、ハイパーバイザ型の仮想化に比べて軽量で起動が速い。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。