バックアップ方式(フル・差分・増分)とは?
バックアップ方式(フル・差分・増分)とは、フルバックアップは全データを取得する方式。差分バックアップは直前のフル以降に変更された分すべて、増分バックアップは直前のバックアップ(種類を問わない)以降の変更分のみを取得する。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2023年度)。
ばっくあっぷほうしき
バックアップ方式(フル・差分・増分)の意味
フルバックアップは全データを取得する方式。差分バックアップは直前のフル以降に変更された分すべて、増分バックアップは直前のバックアップ(種類を問わない)以降の変更分のみを取得する。
バックアップ方式(フル・差分・増分)の具体例
週次フル+日次増分なら取得は速いが、復旧にはフルとその後すべての増分を順に適用する必要がある。
バックアップ方式(フル・差分・増分)は試験でどう引っ掛けられる?
増分は取得が速く復旧が遅い、差分は取得が遅く復旧が速い。取得側だけで比較させる選択肢に注意。
バックアップ方式(フル・差分・増分)と関連する用語
バックアップ方式(フル・差分・増分)が出た過去問
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:復元にはフルと差分が対で必要、保持月数分だけ確保する
復元には対象月のフルバックアップと、その月の差分バックアップの両方が必要です。6か月前の同一日まで遡れるようにするには、当月と過去6か月分、すなわち7か月分を保持しなければなりません。フルバックアップは1回1本で7本、差分バックアップは1か月1本で7本となり、合計14本が最少です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)バックアップ処理には、フルバックアップ方式と差分バックアップ方式がある。差分バックアップ方式による運用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フルバックアップのデータで復元した後に、差分バックアップのデータを反映させて復旧する。
要点:差分バックアップの復旧はフル復元の後に差分を反映する
差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更された分だけを取得する方式である。復旧の際はまずフルバックアップで復元し、その上に差分バックアップを反映させて最新の状態に戻す。取得は速いが、復旧にはフルと差分の両方が必要になる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:6か月前の同一日まで復元するには当月含め7か月分を保持する
常に6か月前の同一日以降の任意の日の状態に復元できるようにするには、当月を含めて7か月分のバックアップを保持しておく必要がある。フルバックアップは月に1本、差分バックアップも月に1本使うので、7×2=14本が最少となる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。〔処理条件〕(1) 毎…
正解:14
要点:差分方式の復元にはその月のフルと差分が対で要る
指定日の状態に戻すには、その月のフルバックアップと、同じ月の差分バックアップの両方が必要になる。6か月前の同一日まで復元できるようにするには、当月を含めて7か月分を保持しなければならない。フルと差分を各月1本ずつ持つので、7×2=14本が最少となる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)フルバックアップ方式と差分バックアップ方式を用いた運用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フルバックアップのデータで復元した後に、差分バックアップのデータを反映させて復旧する。
要点:差分バックアップの復旧はフル復元後に差分を反映する
差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更されたデータだけを取得する方式である。復旧時にはまずフルバックアップで全体を復元し、その後に最新の差分バックアップを反映させる必要があるため、フルバックアップ単独より復旧に手間がかかる代わりに、日々の取得時間と容量を節約できる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。