DX推進指標とは?でぃーえっくすすいしんしひょう
DX推進指標とは、経済産業省が示した、企業が自らDXの取組状況を採点するための自己診断の指標。推進体制や仕組みを見る定性指標と、成果を見る定量指標からなる。経営者と関係者が同じ問いに別々に答え、答えのずれに気付いて次の行動を議論することが狙いで、第三者による認証や順位付けの仕組みではない。
最終更新:2026-10-06
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DXは経営者が号令をかけても、現場やIT部門との間で「どこまで進んだか」の認識が食い違い、議論が噛み合わないまま止まりやすい。共通の問いを置いて別々に採点させれば、ずれた項目そのものが議論の入口になる。ST試験では、評価するための物差しではなく対話を起こす道具という位置付けが問われる。
具体例
経済産業省が2019年に公表し、IPAが自己診断結果を集めてベンチマークとして返している。経営層・事業部門・IT部門がそれぞれ成熟度を採点し、点数の食い違いが大きい項目を議論の起点にして推進計画を作る使い方をする。
試験での引っ掛け
自己診断と気付きのための道具であって、外部評価・格付け・認証ではない。税制優遇などに関わるDX認定制度とは別の仕組みで、混同しやすい。点数を上げること自体を目的にすると、認識のずれを見つけるという本来の役割が失われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
経済産業省が策定した“「DX推進指標」とそのガイダンス”におけるDX推進指標の説明はどれか。
正解:経営者や社内関係者が、データとデジタル技術を活用して顧客視点で新たな価値を創出していくために、現状とあるべき姿に向けた課題・対応策に関する認識を共有し、必要なアクションをとるための気付きの機会を提供することを目指すもの
要点:DX推進指標は関係者の認識合わせと気付きを促す自己診断ツール
DX推進指標は、経営者や社内の関係者が自社のデジタルトランスフォーメーションの進み具合を自己診断するために経済産業省が示した指標である。データとデジタル技術で顧客視点の新たな価値を創出するという観点から、現状とあるべき姿のギャップ、課題と対応策について関係者の認識をそろえ、次に取るべきアクションへの気付きを促すことを狙いとしている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。