コンプライアンスとは?こんぷらいあんす
コンプライアンスとは、法令だけでなく、業界規制、契約、社内規程、社会規範までを守ること。内部統制の4つの目的の一つ(法令等の遵守)であると同時に、内部統制の基本的要素である統制環境を構成する要素でもある。違反の防止だけでなく、違反を早期に発見して是正する仕組みまでを含む点が定義の要である。
最終更新:2026-10-06
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法令に触れていないという理由だけでは、社会からの信用は守れない。不適切な表示や取引先への一方的な負担転嫁のように、違法とまでは言い切れなくても事業の継続を揺るがす行為が繰り返し問題になってきた。守るべき規範を法令の外側まで広げ、経営が方針として掲げて仕組みで担保する枠組みがコンプライアンスであり、ITストラテジストにとってはシステム化の要件に統制と証跡の観点を組み込む根拠になる。
具体例
行動規範の周知、eラーニングによる教育、内部通報窓口の設置、遵守状況の定期モニタリングが基本形である。公益通報者保護法の改正により従業員300人超の事業者には内部通報体制の整備が義務づけられ、消費者庁はその体制を認証する制度も設けている。
試験での引っ掛け
守る対象を法令に限って覚えると誤答する。契約、社内規程、業界の自主規制、社会規範までが範囲に入る。もう一つ狙われるのが内部統制の枠組みでの位置で、業務の有効性と効率性・報告の信頼性・法令等の遵守・資産の保全という4つの目的の一つでありながら、同時に基本的要素である統制環境を構成する側にも現れる。この二重性を突く出題がある。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)解説で登場
金融業界で生まれた考え方で、主に被規制事業者が各種規制に正しく対応できているかどうかをチェックする業務などを、最新ITを駆使して効率化する取組はどれか。
正解:レグテック
要点:レグテックは規制対応業務をITで効率化する金融発の取組
レグテック(RegTech)は、Regulation(規制)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、金融機関などの被規制事業者が法規制を遵守できているかを確認・報告する業務を、AIやビッグデータ解析といった最新技術で効率化・高度化する取組を指す。金融規制の強化で膨らんだコンプライアンス業務の負担軽減が背景にある。
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)解説で登場
金融業界で生まれた考え方で,主に被規制事業者が各種規制に正しく対応できているかどうかをチェックする業務などを,最新ITを駆使して効率化する取組はどれか。
正解:レグテック
要点:レグテックは規制対応業務をITで効率化する取組
レグテック(RegTech)はRegulation(規制)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、金融業界で生まれた考え方。AIやビッグデータ解析などを活用し、規制対応やコンプライアンスチェック、報告業務といった負荷の高い業務を効率化・自動化する取組を指す。
出典・参考
公式シラバスの5 全体システム化計画の策定 > 5-8 情報システム部門運営方針の策定に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。