調達選定基準(提案評価)とは?ちょうたつせんていきじゅん(ていあんひょうか)
調達選定基準(提案評価)とは、複数のベンダーから出た提案や見積もりを比べ、発注先を決めるときに使う評価の物差し。価格・技術力・実績・保守体制などに重みを付けて総合的に評価するのが通例で、情報を預ける委託では、セキュリティ要求事項を満たすかを独立した評価項目として置く。基準は提案を受け取る前に文書化し、評価者と決裁者を先に決めておく。
最終更新:2026-10-06
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最低価格だけで発注先を決めていた時代は、安く受けた側が体制を薄くして品質と納期が崩れ、結局作り直しになる例が絶えなかった。しかも評価の理由が残らないため、なぜその会社を選んだのかを後から説明できない。そこで、価格以外の軸をあらかじめ決めて重みを置き、評価の過程を記録する方式が定着した。試験では、委託先の選定と管理の一部として問われる。
具体例
政府調達では総合評価落札方式が使われ、価格点と技術点の配点や、ISMS認証の取得・情報取扱者の限定といった項目があらかじめ公表される。民間でも、経済産業省とIPAの「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」への掲載など、外から確認できる基準を評価項目に置く形がとられる。
試験での引っ掛け
総合評価であって、最安値のベンダーを自動的に選ぶ仕組みではない。加えて、基準と重みを提案を読んでから決めると評価が結論の後付けになり、選定の妥当性を説明できなくなる。評価は複数名の合議で行い、評価表と採点根拠を証跡として残すのが原則。契約後も、提案どおりの体制が保たれているかの確認まで続く。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 3 調達計画・実施 > 調達の実施(調達選定)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。