入退室管理(アンチパスバック)とは?にゅうたいしつかんり(あんちぱすばっく)
入退室管理(アンチパスバック)とは、重要区画への出入りをICカードなどで認証・記録し、権限のない者を物理的に排除する仕組み。アンチパスバックはその制御の一つで、入室記録の無い者の退室と、退室記録の無い者の再入室を拒否することで、カードの又貸しを成立させない。
最終更新:2026-10-06
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論理的なアクセス制御をどれだけ固めても、サーバ本体や記憶媒体を持ち出されれば無力になる。そこで区画を重要度で分け(セキュリティゾーニング)、境界ごとに認証を課す考えが必要になった。入退室記録は事故のあとに「その時刻に誰が室内にいたか」を示す証跡でもあり、支援士では記録の保全期間と監査での使い方まで含めて問われる。
具体例
さくらインターネットの石狩データセンターのような商用施設では、受付での本人確認、ICカードによる区画認証、生体認証付きのサーバルーム扉、ラック単位の施錠と、奥へ進むほど認証を重ねる。扉が同時には開かないインターロックで、共連れの経路そのものを塞ぐ。
試験での引っ掛け
アンチパスバックが無効化するのはカードの又貸しであって、正規入室者の直後に続いて入る共連れ(テールゲーティング)は止められない。共連れにはインターロックや監視カメラ、警備員の常駐を組み合わせる。両者を同じ対策で説明する選択肢は誤り。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. 情報セキュリティ対策 > (1) 情報セキュリティ対策の種類に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。