情報処理安全確保支援士暗記無料で始める

同値分割・限界値分析とは?どうちぶんかつ・げんかいちぶんせき

同値分割・限界値分析とは、入力を、同じ処理結果になるはずのグループ(同値クラス)に分け、各クラスから代表値を一つずつ選んで試すのが同値分割である。限界値分析は、条件の境界付近で実装の誤りが起きやすい性質を利用し、境界そのものとその内側・外側の値を試す技法。どちらも内部構造を見ないブラックボックステストに属する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →

背景

取りうる入力をすべて試すのは組合せが爆発して不可能なので、どこまで減らせば検出力を落とさずに済むかを説明できる根拠が要る。同じ扱いを受ける値はどれを試しても同じ、境界だけは実装ミスが集中する、という経験則を技法として明文化したのがこの二つである。セキュリティの観点でも、長さや範囲の境界の取り違えは桁あふれやバッファオーバーフローの温床であり、攻撃者が真っ先に境界の外側を試すため、同じ観点でのテスト設計が求められる。

具体例

NIST SP 800-63Bの考え方に沿ってパスワード長を8〜64文字と決めた画面なら、有効クラスの代表として20文字、無効クラスの代表として3文字と100文字を選ぶのが同値分割にあたる。そこへ境界の7文字・8文字・64文字・65文字を加えるのが限界値分析で、実装が「64文字以下」を「64文字未満」と書き間違えていればここで露見する。

試験での引っ掛け

命令網羅や分岐網羅と同じ引き出しに入れてしまう誤りが定番だが、この二つは内部の分岐や経路を見ないブラックボックス技法である。限界値は内側だけ、あるいは外側だけでは足りず、1〜100が有効なら0・1・100・101をそろえて採る。同値分割も、有効同値クラスだけでなく無効同値クラスからも代表値を採る必要がある。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 命令網羅や分岐網羅と同じ引き出しに入れてしまう誤りが定番だが、この二つは内部の分岐や経路を見ないブラックボックス技法である。