集合演算とベン図とは?しゅうごうえんざんとべんず
集合演算とベン図とは、和集合(∪:どちらかに属する)・積集合(∩:両方に属する)・差集合(−:一方だけに属する)・補集合(全体からの除外)という集合の基本演算と、それを円の重なりで図示するベン図。SQLのUNION・INTERSECT・EXCEPTや、WHERE句のAND・OR・NOTに対応し、アクセス制御の許可・拒否の判定やファイアウォールのルール設計を考える土台にもなる。
最終更新:2026-10-06
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「この条件を満たす人だけ」を正確に言い表すには、日常語の「または」「以外」では曖昧すぎる。集合演算はそれを厳密に定義する道具で、ベン図はその結果を目で確かめる手段。アクセス制御では「許可されたロールの和集合から、明示的に拒否された集合を引く」という差集合の思考が要り、ここが曖昧だと過剰な権限や意図しない拒否が起きる。支援士では、権限設計と論理演算の両面で使う。
具体例
AWS IAMのポリシー評価は、複数のポリシーで許可された操作の和集合を取り、そこから明示的なDenyの集合を引いた差集合が実効権限になる。ベン図で「開発者ロールの許可」と「本番環境の操作」の重なりを描き、そこにDenyを掛けて空にするのが本番保護の設計である。
試験での引っ掛け
「または」は和集合で、両方に属する要素も含む(排他的論理和ではない)。差集合A−Bと補集合を取り違えない——補集合は全体集合が決まって初めて定まる。ド・モルガンの法則(A∪Bの補集合=Aの補集合∩Bの補集合)は集合でも論理演算でも成り立ち、「AもBも許可しない」を書くときに向きを間違えやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。