パリティビットとは?ぱりてぃびっと
パリティビットとは、データに付加する1ビットの検査用データ。1の個数が偶数になるようそろえるのが偶数パリティ、奇数になるようそろえるのが奇数パリティで、受信側は1の個数を数えるだけで伝送中に生じた1ビットの誤りを検出できる。付加するのが1ビットで済むため実装が軽く、誤り検出の最も基本的な形として扱われる。
最終更新:2026-10-06
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伝送路では誤りが必ず起きる前提に立ち、最小の費用で「そのまま使ってよいか、再送を求めるか」を受信側に判断させるための割り切りが、この1ビットである。完全性を確かめる仕組みの最も素朴な形といえるが、支援士としてはその限界のほうを押さえたい。想定しているのは偶然生じた誤りであって、故意の改ざんではない。攻撃者は本文と検査ビットの両方を辻褄が合うように書き換えられるからだ。改ざんの検出にはハッシュ、送信者の保証まで求めるならメッセージ認証符号や電子署名が要る。
具体例
偶数パリティで「1011」(1が3個)を送る場合、パリティビットに1を付けて「10111」とし、1の個数を4個にそろえる。受信側が数えて奇数になっていれば、途中で誤りが生じたと分かり再送を求める。
試験での引っ掛け
検出できるのは奇数個の誤りだけで、2ビットが同時に誤ると偶奇が元へ戻るため見逃す。誤りの位置は特定できないので訂正はできず、訂正まで行えるのはハミング符号である。パリティやCRCは偶然の誤りを見つける仕組みであり、改ざんの検出手段として挙げる選択肢は誤りになる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. データ通信と制御 > (4) 伝送制御に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。