自己組織化チームとは?じこそしきかちーむ
自己組織化チームとは、誰がいつ何をどう行うかを、外部の指示ではなくチーム自身が決めるチームで、スクラムの中核概念である。必要な権限と情報を与えられ、成果に対して集団で責任を負う。支援士試験では、アジャイル開発でセキュリティ要件を誰がどの時点で担保するかという文脈で、セキュリティ部門とチームの役割分担を問う形で出る。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
計画駆動の開発では管理者が作業を割り当て、セキュリティレビューも工程の関所として外部から差し込まれてきた。短い反復で動くものを届けるアジャイルでは、毎回外部の承認を待つと速度が殺されるため、判断をチームに委ねる代わりに、守るべき制約(コーディング規約・脆弱性検査・データ分類)をチーム内に組み込む必要が生じた。自己組織化は放任ではなく、制約の中での裁量である。
具体例
Scrum.orgが公開するスクラムガイドは、開発者がスプリント内の作業分担と実現方式を自ら決めると定め、スクラムマスターを指示者ではなく支援者と位置付ける。実務ではSonarQubeやGitHubのDependabotのような自動検査をパイプラインに組み込み、セキュリティ担当は基準を提供する側に回る形で自己組織化と両立させる。
試験での引っ掛け
チームが決めるのは「どうやるか」であって、ゴール・納期・予算・法令やセキュリティ基準といった制約まで自分たちで決めてよいという意味ではない。管理者が不要になるのでもなく、スクラムマスターは障害を取り除く支援者(サーバントリーダー)である。責任も個人ではなくチーム全体で負う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。