業務プロセスの標準化とシェアードサービスとは?ぎょうむぷろせすのひょうじゅんかとしぇあーどさーびす
業務プロセスの標準化とシェアードサービスとは、グループ各社や部門ごとに違うやり方で回している経理・人事・総務・IT運用などの間接業務を、まず手順として統一し、そのうえで専門組織に集めて共通サービスとして提供する経営手法。順序は標準化が先で集約が後であり、ばらばらの手順のまま人だけ集めても工数は減らない。集約した組織を子会社として切り出す形態もある。
最終更新:2026-10-06
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会社が増えるたびに各社が独自の規程とシステムを抱え、同じ経費精算に10通りのやり方が並ぶ状態は、コストだけでなく統制の弱点になる。セキュリティの観点では、ID発行・退職時のアカウント削除・端末の払出しといった手続が会社ごとに違うと、監査で確認すべき経路が会社数だけ増え、抜けが生まれる。支援士では「共通化すると守りやすくなる領域」として、システム戦略の文脈で問われる。
具体例
日立製作所は経理・人事・総務の定型業務をグループ共通の手続に揃えたうえで日立マネジメントパートナーに集約し、各社が個別に持っていた処理を1か所で回している。ITの分野でも、グループ共通のヘルプデスクやSOC(Security Operation Center:セキュリティ監視の専門組織)を1つ置く形が同じ発想である。
試験での引っ掛け
BPO(外部委託)との取り違えに注意。シェアードサービスは自グループ内の集約でノウハウと統制権が内部に残るのに対し、BPOは外部の事業者に任せるため委託先管理(契約・監査権・再委託の制限)が別途必要になる。「集約すればコストが下がる」も不正確で、標準化を省いた集約は効かない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。