レガシーマイグレーションと2025年の崖とは?れがしーまいぐれーしょんとにせんにじゅうごねんのがけ
レガシーマイグレーションと2025年の崖とは、老朽化・複雑化した既存システムを新しい基盤や言語へ移す取組みと、それを促した問題提起。「2025年の崖」は経済産業省のDXレポート(2018年)が使った表現で、刷新が進まないまま保守費が膨らみ技術者が枯渇すれば、2025年以降に年間最大12兆円の経済損失が生じうると指摘した。
最終更新:2026-10-06
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長年の個別改修が積み上がると、仕様を説明できる人がいないまま動き続ける状態になる。手を入れるたびに影響範囲の調査へ時間を取られ、事業側が求める変更の速度に追いつかなくなる。さらに基盤の保守期限が切れると脆弱性の修正が提供されなくなり、稼働は安定していても守れない資産に変わる。刷新の是非を、費用ではなく事業とセキュリティの継続性から論じさせるのがこの語の役どころである。
具体例
メインフレーム上のCOBOL資産では、変換ツールでオープン環境へ載せ替えるリホストと、業務要件を定義し直してSAP S/4HANA のようなパッケージへ寄せる方式が比較される。前者は短期間で移れるが構造の負債は残り、後者は効果が大きい代わりに期間と利用部門の負荷が跳ね上がる。
試験での引っ掛け
問題の本質は古い技術を使っていること自体ではなく、仕様が属人化して中身が見えず、変更に時間と費用がかかる状態にある点を押さえる。稼働が安定していても刷新の対象になりうる。また2025年という年に何かが一斉に停止するという意味ではなく、リスクが顕在化しはじめる目安として示された表現である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。