使用性(ユーザビリティ)とは?しようせい
使用性(ユーザビリティ)とは、JIS X 25010の品質特性の一つで、指定された利用者が指定された利用状況においてシステムを理解し、習得し、操作し、心地よいと感じられる度合い。副特性として適切度認識性、習得性、運用操作性、ユーザエラー防止性、ユーザインタフェースの快さ、アクセシビリティが置かれている。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
使いにくさは要求として書かれないまま、完成後に苦情という形で現れることが多かった。「分かりやすく」では受入の合否を判定できないため、理解・習得・操作・エラー防止といった観点へ分け、タスク完了率や所要時間のような測れる量へ落とす必要があった。ネットワークの運用では、監視画面や設定変更の手順が誤操作を招かないことが可用性へ直接効くため、利用者向けの画面だけでなく担当者が使う画面にも問われる。
具体例
監視画面の設計で、初めて夜間当番へ入る担当者がマニュアルなしに障害の一次切り分けを完了できるかを、完了率と所要時間で測る。設定変更の画面で、投入前に差分を表示して確認を求める作りはユーザエラー防止性にあたる。
試験での引っ掛け
中身は理解しやすさ・習得しやすさ・操作しやすさであって、処理が速いことは性能効率性に属し使用性ではない。アクセシビリティは使用性の副特性として位置づけられており、独立した品質特性ではない点も取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
ソフトウェアの使用性を向上させる施策として、適切なものはどれか。
正解:オンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする。
要点:使用性はわかりやすさ・習得しやすさを高める品質
使用性(ユーザビリティ)は、利用者がシステムを理解し、習得し、使いこなせる度合いを表す品質特性である。オンラインヘルプを充実させて利用方法を理解しやすくすることは、習得性や理解しやすさを高めるので使用性の向上に当たる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。