スナップショットとは?すなっぷしょっと
スナップショットとは、ストレージや仮想マシンの状態をある時点で凍結し、後からその姿を参照・復帰できるようにする機能。実体を丸ごと複製せず、以後変更されたブロックだけを退避する(コピーオンライト)ため取得は一瞬で終わり、業務を止める時間をほぼ作らずに整合点を残せる。
最終更新:2026-10-07
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全複製はデータ量に比例して時間がかかり、その間に更新が入ると整合が崩れるため、業務を止めるほかなかった。取得そのものを一瞬で終わらせて「この時点」を確定させ、実際の書き出しは裏で進めるという分業にすれば、停止時間を取得時間から切り離せる。午前I(科目A-1)では仮想化とバックアップ設計の文脈で問われる。
具体例
VMware vSphere のスナップショット、Amazon EBS スナップショット、Windows のボリュームシャドウコピーサービス(VSS)が該当し、いずれもパッチ適用や設定変更の直前に1つ取り、不具合が出たらその時点へ戻す使い方をする。
試験での引っ掛け
スナップショットはバックアップの代わりにならない。差分を元ボリュームと同じ装置に置くため、その装置が壊れれば一緒に失われ、別媒体・別拠点へ複製して初めてバックアップになる。またUMLのオブジェクト図を「ある時点のインスタンスのスナップショット」と説明する出題もあり、こちらはストレージ機能とは無関係の言い回しである。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問16(IPA)解説で登場
UMLのダイアグラムのうち、インスタンス間の関係を表現するものはどれか。
正解:オブジェクト図
要点:オブジェクト図はインスタンス間の関係のスナップショット
オブジェクト図は、ある時点におけるインスタンス(オブジェクト)とその属性値、インスタンス間のリンクを表す構造図である。クラス図がクラス(型)どうしの関係を示すのに対し、オブジェクト図は具体的な実体どうしの関係のスナップショットを示す。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 4. 開発ツール > (1) 開発ツールの種類と特徴に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。