運用引継ぎ(運用移管)とは?うんようひきつぎ
運用引継ぎ(運用移管)とは、開発したシステムや他社が運用していたサービスを、自部門の定常運用として受け入れる手続。あらかじめ定めた受入基準を満たすことを確認してから引き取り、満たさなければ引取りを断れる点が要になる。午前I(科目A-1)では受入時に何をそろえるかが問われる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
稼働日を守ることだけを優先すると、手順書も監視の設計も無いまま運用側が引き取り、以後は障害のたびに開発者へ聞く体制が固定化して運用コストが下がらない。受入基準という関所を先に置くのは、引継ぎの目的が書類の受渡しではなく、運用要員が単独で対処できる状態を作ることだからである。
具体例
NTTデータのような開発側から自社運用部門へ移す場面では、監視項目と閾値の一覧、既知のエラー一覧、障害時の復旧手順、要員教育の完了記録がそろっているかを1件ずつ照合し、欠けていれば稼働日をずらすか、開発側が早期業務支援(ELS)で埋めることを条件に受け入れる。
試験での引っ掛け
引継ぎの完了と稼働開始を同じ日に置く前提が誤り。実際には早期業務支援の期間を挟んで段階的に移すのが通例で、その終了条件を決めないまま開発要員が残り続けている状態は、引継ぎが終わっていない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (13) サービスの設計及び移行に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。