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サンプリング(試査)とは?さんぷりんぐ(しさ)

サンプリング(試査)とは、監査対象の母集団から一部を抽出して調べ、その結果から母集団全体の状況について結論を導く手法。母集団とは評価対象から結論を導き出すのに必要なデータ全体を指し、リスクが高いデータだけを集めたものではない。抽出を無作為に行い結果を確率論に基づいて母集団へ推定するものを統計的サンプリング、監査人の判断で抽出するものを非統計的サンプリングという。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

別名:サンプリング、試査

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背景

高度試験の午前Iのマネジメント系では、システム監査から2問前後が出題される。サンプリングについては技法の概要ではなく、許容逸脱率・サンプリングリスク・統計的サンプリング・母集団という周辺用語の説明を1つずつ照合させる形で問われた。監査論の定義がほぼそのまま選択肢になり、文脈から推測して当てる余地がないため、言葉の意味を正確に持っているかどうかだけで正誤が決まる。

具体例

内部統制の運用状況を確かめるとき、監査人はまず受け入れられる逸脱の割合の上限、すなわち許容逸脱率を決める。これを厳しく(小さく)設定するほど、同じ確からしさの結論を得るために必要なサンプル件数は多くなる。逆に緩めれば件数は減るが、統制からの逸脱を見逃す可能性は上がる。

試験での引っ掛け

4つの用語の定義がそれぞれ少しずつずらされて誤答になる。許容逸脱率は「受け入れることができる所定の内部統制からの逸脱率」で、監査人がサンプルの件数を決めるときに用いる指標である。サンプリングリスクは、一部しか調べなかったために母集団全体とは異なる結論を導いてしまうリスクであって、固有リスクと統制リスクを掛け合わせた結果ではない。統計的サンプリングは無作為抽出と確率論による推定が要件であり、特定の種類の例外取引を全て抽出する方法は精査や特定項目抽出に当たる。母集団は結論を導く対象となるデータ全体であって、そのうちリスクが高いデータの集合と言い換えると誤りになる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 4つの用語の定義がそれぞれ少しずつずらされて誤答になる。