ITガバナンス・ITへの対応とは?あいてぃーがばなんす・あいてぃーへのたいおう
ITガバナンスは、経営陣が組織の目標達成のためにITの利活用の方向性を定め、実行を評価し、逸脱を是正する仕組みで、JIS Q 38500では評価・指示・モニタ(EDM)の繰り返しとして示される。金融庁の実施基準にいう「ITへの対応」は、内部統制の6つの基本的要素の1つで、IT環境への対応とITの利用及び統制からなる。
最終更新:2026-10-07
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IT投資は金額が大きく効果が出るまでに時間がかかるうえ、進み始めると現場では止められない。決める権限と結果を評価する責任を経営側に固定し、情報システム部門の裁量へ委ねない形にしたのがITガバナンスである。業務がITに依存する以上、統制の一要素としてITを組み込む必要があるという発想は「ITへの対応」も同じ。
具体例
経営会議で主要なIT投資案件を経営戦略との整合と投資対効果の両面から審議し、承認後も達成度を定期的にモニタして中止や縮小の判断まで行う体制を敷く。システム監査では、この審議記録と是正の記録が有効性を裏づける証跡として確かめられる。
試験での引っ掛け
責任主体は情報システム部門ではなく経営者であり、「ITガバナンスの構築はCIO配下の情報システム部門の役割である」という記述は誤りになる。内部統制は業務の適正を確保するため経営者が社内へ整備する仕組み、ITガバナンスはITの方向付けと監督で、対象も向きも異なる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。