VMI・CPFRとは?ぶいえむあい・しーぴーえふえーるー
VMI・CPFRとは、VMI(Vendor Managed Inventory:供給者管理在庫)は、納入先の在庫・出荷データを供給者が受け取り、発注書を待たずに補充量を自ら決める取引形態。CPFR(Collaborative Planning, Forecasting and Replenishment)はその手前の需要予測と補充計画を取引先と共同で作る枠組みで、補充の判断権が移るのがVMI、計画を共有するのがCPFRと切り分ける。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
発注点方式では、売れた事実が発注書という形で川上へ伝わるまで時間がかかり、各段階が安全在庫を積み増して需要の振れが増幅する(ブルウィップ効果)。情報を先に共有して発注という中継段階そのものを省けば、この増幅を根元で断てる。
具体例
P&Gとウォルマートが1980年代後半に始めた連続補充が原型で、日次のPOSデータをもとにP&G側が紙おむつの補充量を決めた。国内でも日用品メーカーと小売の間で同種の運用が広がっている。
試験での引っ掛け
VMIは在庫の所有権の移転とは別問題で、供給者が預託在庫として持ち続ける契約もあり、「VMI=在庫が供給者の資産になる」と決めつける選択肢は誤り。CPFRは計画を共同で作る仕組みであって、補充の実行権限を供給者へ移す仕組みではない点がVMIとの分かれ目になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。