GQM法(ゴール・質問・尺度)とは?じーきゅーえむほう
GQM法(ゴール・質問・尺度)とは、測定を、ゴール(何のために測るか)→質問(それを判断するには何に答えればよいか)→尺度(その答えを出す指標)の順に上から降ろして設計する手法。集めやすい数値から始めるのではなく、ゴールが変われば尺度も捨てるという向きに固定した点が要点になる。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
測定は道具を入れればいくらでも数字が取れるため、取ってから意味づける進め方をすると、使われない指標と報告のための作業だけが増える。目的から降ろす手順を固定するのは、指標の増殖を止め、要らなくなった測定をやめる根拠を残すためである。
具体例
GQM法は米メリーランド大学のVictor BasiliらがNASAのSoftware Engineering Laboratoryでの測定活動を通じて体系化した。ゴールを「保守工数の削減」に置くと、質問は「どのモジュールで修正が繰り返されているか」となり、尺度は再修正率・複雑度・修正1件あたり工数に落ちる。
試験での引っ掛け
測れる数値を先に並べてから意味づける進め方は、GQMと順序が逆になる。またゴール・質問・尺度は1対1の対応ではなく、1つのゴールに複数の質問、1つの質問に複数の尺度がぶら下がる階層である。指標を個人の評価に使うと数値を良く見せる行動を誘発し、測定そのものが歪む。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
スクラムチームにおけるプロダクトオーナの役割はどれか。
正解:ゴールとミッションが達成できるように、プロダクトバックログのアイテムの優先順位を決定する。
要点:プロダクトオーナは「何を作るか」と優先順位を決める
スクラムのプロダクトオーナは、プロダクトの価値を最大化する責任を負い、プロダクトバックログの管理者としてアイテムの内容と優先順位を決定する。何を作るかを決めるのがプロダクトオーナ、どう作るかを決めるのは開発者の役割である。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 2. 応用数学 > (1) 確率と統計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。