10GBASE-Tとは?てんじーべーすてぃー
10GBASE-Tとは、より対線(ツイストペア)ケーブルで毎秒10Gビットを伝送するイーサネット規格。同じ速度でもケーブルの等級で到達距離が変わり、カテゴリ6Aなら100m、カテゴリ6では約55mまでに制限される。光ファイバを使う10GBASE-SR/LRと違い、既設の銅線配線をそのまま活かせる点が採用の理由になる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
銅線は速度を上げるほど、隣接するケーブルから漏れ込む信号(エイリアンクロストーク)に弱くなる。光へ張り替えれば解決するが、配線と成端工事をすべてやり直す費用が発生する。銅のまま10Gを通すために撚りと遮蔽を強めた等級を用意し、等級が足りなければ距離のほうで妥協する、という逃げ道を設けたのがこの規格である。午前I(科目A-1)では、専門がネットワークでない受験者にも距離とカテゴリの対応が数値として問われる。
具体例
オフィス移転でカテゴリ6の配線が残っている場合、フロア内の短い区間はそのまま10GBASE-Tを通し、55mを超えるサーバ室までの基幹区間だけカテゴリ6Aや光へ更改する、という切り分けができる。
試験での引っ掛け
規格名の数字は速度であってケーブルの等級ではない。100m届くのはカテゴリ6A以上で、カテゴリ6は約55mまで。距離が縮む理由は信号の減衰ではなくエイリアンクロストークなので、束ねずに敷けば伸びる場合もある。消費電力と発熱が1000BASE-Tより大きい点も、スイッチ選定で効いてくる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. 通信プロトコル > (1) プロトコルとインタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。