より対線(UTP/STP)とは?よりついせん
より対線は2本の銅線をより合わせて対にしたLANケーブルの伝送媒体で、シールドの無いUTP(Unshielded Twisted Pair)と、金属箔などで覆ったSTP(Shielded Twisted Pair)がある。より合わせるのは、外来ノイズが両線に等しく乗るようにして、受信側の差動増幅で打ち消せるようにするため。
最終更新:2026-10-07
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2本を平行に並べると片方だけがノイズ源に近くなり、乗る雑音の量が違って打ち消せない。一定間隔でより合わせれば、どちらの線もノイズ源に対して平均的に同じ位置を通ることになり、差をとる回路で雑音だけが消える。シールドはこれで足りない強い環境向けの追加策という位置づけになる。
具体例
オフィスのフロア配線はカテゴリ5eや6AのUTPが標準で、1000BASE-Tはカテゴリ5e以上、10GBASE-Tを100メートルで使うならカテゴリ6A以上が要る。工場のようにインバータのノイズが強い環境ではSTPか光ファイバを選ぶ。
試験での引っ掛け
同じSTPでも、ネットワークのスパニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol:経路のループを防ぐ制御)やマーケティングのSTP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)は別物で、設問の分野で判断する。また「カテゴリを上げれば距離を延ばせる」も誤りで、最大長は原則100メートル、カテゴリが決めるのは同じ距離で扱える帯域である。STPは確実に接地しないと、かえってノイズを拾うアンテナになる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (3) 有線LANに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。