可逆圧縮・非可逆圧縮とは?かぎゃくあっしゅく・ひかぎゃくあっしゅく
可逆圧縮・非可逆圧縮とは、圧縮した後にビット単位で完全に元へ戻せるのが可逆圧縮、人が気づきにくい情報をあらかじめ捨てて圧縮率を稼ぐのが非可逆圧縮である。選ぶ軸は「完全に戻す必要があるか」で、プログラムや文書は1ビットの違いも許されない一方、写真や音声はわずかな劣化より容量の小ささが優先されることが多い。
最終更新:2026-10-07
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可逆圧縮でどこまで縮むかは、データがどれだけ規則的かで理論上の下限が決まってしまい、写真や音声のようにばらついたデータはほとんど縮まない。そこで、人間の目や耳が識別できない成分は最初から持たなくてよい、という別の余地を使うと桁違いに縮む。この「捨ててよいか」が用途で決まるため、両方の方式が並んで残っている。
具体例
ZIPとPNGは可逆圧縮で、展開すれば元のファイルと完全に一致する。JPEGとMP3は非可逆圧縮で、写真1枚を数分の1にできる代わりに、開いて保存し直すたびに劣化が積み重なる。
試験での引っ掛け
「圧縮率が高いほうが優れている」ではない。実行ファイルや契約文書に非可逆圧縮を使えば内容が壊れる。またJPEGの再保存で劣化が累積する点、可逆圧縮でも既に圧縮済みのファイルを重ねて圧縮すると逆に大きくなることがある点が問われる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. マルチメディア技術 > (5) 情報の圧縮・伸長に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。