コピーレフトとは?こぴーれふと
コピーレフトは、著作物を自由に使い・改変し・再配布してよいと認める代わりに、その改変物や派生物にも同じ自由な条件を引き継がせることを義務づける考え方である。著作権を放棄するのではなく、著作権を根拠として「自由であり続けること」を条件に課す点が肝で、GPLをはじめとするオープンソースライセンスがこの仕組みを採る。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
単に「自由に使ってよい」と宣言しただけでは、誰かが改変して非公開の製品にしてしまい、その先の利用者には自由が届かない。自由を将来にわたって連鎖させるには、条件付きの許諾という形にして、条件に反した配布を著作権侵害として止められる状態にしておく必要がある。著作権を手放さないのは、この歯止めを効かせるためである。
具体例
LinuxカーネルはGPLv2で公開されており、改変して配布する者は改変後のソースコードも同じ条件で公開する義務を負う。一方、Apache License 2.0やMIT Licenseはこの引継ぎを求めない非コピーレフト型で、改変部分を非公開の製品に取り込める。
試験での引っ掛け
パブリックドメイン(著作権の放棄)との取り違えが定番。放棄すると条件を課す根拠そのものが消えるため、コピーレフトはむしろ著作権を保持したまま行う。またオープンソース=コピーレフトでもない。MIT・BSD・Apacheはオープンソースだが引継ぎ義務を課さない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 5. オープンソースソフトウェア > (1) OSS の種類と特徴,機能,構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。