ベンチマーク(TPC・SPEC)とは?べんちまーく
ベンチマーク(TPC・SPEC)とは、標準化された模擬プログラムを実行し、機種間で比較できる性能値を得る手法。TPC(Transaction Processing Performance Council)はオンライン取引処理や意思決定支援といった業務に近い処理を、SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation)は整数・浮動小数点演算などプロセッサ単体の能力を測る。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
カタログのクロック周波数やMIPS値は、命令セットも構成も違う機種の間では比較にならない。同じプログラムを同じ手順で走らせるという条件を業界で固定して初めて、数字の大小に意味が出る。測定条件を公開する団体が主宰する形になっているのは、条件を変えれば数字が動いてしまうからである。
具体例
サーバ調達では、TPCの取引処理試験の公表値を各社に出させて土俵をそろえ、科学技術計算向けの機種選定にはSPECの演算試験を使う、という使い分けをする。決める前に自社の代表的な業務を切り出して実機で走らせ、公表値との差を確かめておく。
試験での引っ掛け
公表値は最適な構成と調整のもとで測られており、自社のデータ量・参照の偏り・同時利用者数とはずれる。数値の大小だけで決めると本番で目標を満たさない。機種横断で比較できる点はMIPSと違うが、業務特性が変われば順位は入れ替わる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. システムの評価指標 > (1) システムの性能特性と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。