性能設計(応答時間・スループット)とは?せいのうせっけい
性能設計(応答時間・スループット)とは、性能要件を、あとから測って検証できる指標へ分解して決める設計。単位時間あたりに何件さばけるかがスループット、1件の要求が返り始めるまでの待ちが応答時間、依頼した仕事が全部終わるまでがターンアラウンドタイムで、どの処理を・どの負荷で・どこで測るかまで併せて決める。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
処理をまとめて並べれば単位時間あたりの処理量は上がるが、1件ごとの待ち時間は延びる。応答時間とスループットは一方を上げると他方が悪くなる関係にあり、どちらを優先するかは業務の性質で決まる。指標を分けているのは、この交換関係を数字の上で見えるようにするためである。
具体例
「ピーク時(毎秒200件)でも検索の応答時間は95パーセンタイルで1秒以内」のように、負荷条件と測定する位置(利用者端末側かサーバ側か)まで含めて合意する。夜間バッチでは応答時間ではなくターンアラウンドタイムを要件に置く。
試験での引っ掛け
平均応答時間だけの合意は、少数の極端に遅い要求を隠してしまう。パーセンタイルか最大値を併記するのが実務の要点。また応答時間とターンアラウンドタイムを同義とした選択肢が誤りで、後者は結果を受け取り終わるまでを含む。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。