ディザスタリカバリ(DR)とは?でぃざすたりかばりー
ディザスタリカバリ(DR)とは、災害や大規模障害で情報システムが失われたときに、離れた場所の設備へ切り替えて復旧させる備え。設計は「いつまでに戻すか」を示すRTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)と、「どの時点まで戻すか」を示すRPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点)の2つの数値で決まる。
最終更新:2026-10-07
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同一拠点内の冗長化は機器の故障には効くが、建物や地域ごと使えなくなる事象には無力である。距離を離せば同時被災は避けられる一方、遠いほどデータ同期の遅れと費用が増える。だから「どこまで戻せれば事業が続くか」を先に決め、そこから距離と複製方式を選ぶ順序になる。
具体例
AWS(Amazon Web Services)やさくらインターネットは、東京と大阪、東京と石狩のように離れた地域間でデータを複製する構成を提供する。同期複製ならRPOはほぼ0だが距離が応答遅延に効き、非同期なら遅延は消える代わりRPOは数分ぶんの損失になる。
試験での引っ掛け
DRはBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)と同じではなく、その中のIT基盤復旧の部分にあたる。BCPは要員・拠点・代替の業務手順まで含む。またRTOとRPOは時間軸の向きが逆で、復旧の締切を指すのがRTO、遡れる過去の時点を指すのがRPO。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (5) プロセッサの構造と方式に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。