オペレーショナルリスクとは?おぺれーしょなるりすく
オペレーショナルリスクとは、業務プロセス・人・システムの不備、または外部事象によって損失が生じるリスク。誤入力や事務手続きの誤り、システム障害、内部者の不正、災害が該当する。金融機関の自己資本規制(バーゼル規制)では、市場リスク・信用リスクと並ぶ第三の分類として資本を積む対象に位置づけられている。
最終更新:2026-10-07
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市場の変動や取引先の倒産による損失は、早くから数値で捉えて資本を積む対象になっていた。一方、事務ミスやシステム障害による損失は「たまたま起きた事故」として個別に処理され、経営として管理する対象ではなかった。1990年代に事務・システム起因の巨額損失が相次ぎ、原因が業務の内側にあるリスクも同じ枠組みで測って備える必要がある、と整理し直したのがこの分類である。
具体例
担当者の入力誤りによる誤送金で回収費用と信用の毀損が生じる、システム障害で取引が数時間止まり損害賠償に至る、といった形で顕在化する。2021年に相次いだみずほ銀行のシステム障害は、システム起因のオペレーショナルリスクが業務停止と行政対応にまで及んだ例にあたる。
試験での引っ掛け
市場価格の変動による損失は市場リスク、取引先の債務不履行は信用リスクで、オペレーショナルリスクは原因が自組織の業務の内側にある点で区切る。またシステム障害だけを指す語ではなく、人の作業・手続き・外部事象まで含む。損失側にしか振れない純粋リスクである点も、投機的リスクとの違いになる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (2) リスク分析と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。