添付ファイルとは?てんぷふぁいる
添付ファイルとは、電子メールの本文とは別に、文書や表計算のファイル、写真などを一緒に送る仕組みです。受け取ったファイルに書き込んで返すときは、いったん自分のパソコンに保存してから開いて記入し、保存し直したものを返信メールに添付します。開いた画面に直接書いて送り返そうとしても、記入した内容が反映されないことがあるためです。また添付ファイルはウイルスが入り込む主な経路でもあるので、心当たりのない差出人からの添付は開かない、プログラムが動く形式のファイルはやり取りしない、という約束を社内で決めておくのが普通です。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
紙の書類は封筒に入れて郵送するしかなく、相手に届くまで数日かかっていました。メールの添付ファイルはこれを即座に置き換えましたが、封筒と違って「中身が何か」を受け取る側が開くまで確かめられません。この性質が、悪意あるプログラムを送り込む側にとって最も使いやすい入口になりました。添付をめぐる社内ルールは、便利さを保ったまま、この開いてみるまで分からないという弱点を人の手順で補うために作られています。試験がこの語を業務手順の形で出すのは、機器の設定ではなく受け取った人の判断で結果が変わるためです。
具体例
Gmailでは添付できるサイズが25MBまでで、それを超えるとGoogleが公表しているとおり、自動でGoogleドライブへ置いてリンクを本文に貼る形に切り替わります。写真を何十枚も送ろうとして送信できないのはこのためで、そういうときはファイル共有の仕組みを使うか、情報システム部門に用意されている方法を確認します。
試験での引っ掛け
アンケート用紙などが添付されてきたときの手順を問う問題が定番です。「添付ファイルを保存してから、回答は返信メールの本文に書く」は誤りで、指示が「用紙に記入して返す」なら本文に書き写すのは指示から外れます。「記入せずに保存しただけのファイルを送り返す」も同じく誤りです。もう一つ、複数の取引先に同じメールを送るとき、宛先欄(TO・CC)に全員を並べると相手同士にアドレスが見えてしまいます。BCCを使う、という組み合わせでもよく出題されます。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問70(IPA)
電子メールに対するウイルス検査に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:拡張子が“jpg”の添付ファイルも、ウイルス検査をする。
要点:ウイルス検査は送信元・暗号化・拡張子を問わず一律に行う
ウイルス検査は、送信元や暗号化の有無、ファイルの拡張子にかかわらず行うべきである。拡張子は容易に偽装でき、画像に見せかけた実行ファイルもあり得るため、jpgと表示されていても検査の対象から外してはならない。暗号化された添付は復号後に検査が必要で、知人を装った送信も珍しくない。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問87(IPA)
〔中問A:電子メールを利用したアンケートの実施、テクノロジ〕Fさんからの指示に基づいて、回答者がメールに添付されたアンケート文書を使って回答する手順として、適切…
正解:添付ファイルを開き、アンケートへの回答を記述して、PCに保存する。「メールの返信」を選択して、作成されたメールに保存したファイルを添付し、メールの送信を行う。
要点:回答は文書に記入し返信メールに添付して送る
指示では、アンケート文書に回答を記入し、それをメールに添付してFさん宛てに返信することになっている。したがって、添付ファイルを開いて記入・保存し、返信操作で作られたメールにそのファイルを添付して送るのが正しい手順である。返信を使えば宛先の設定誤りも防げる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。