ログ管理とは?ろぐかんり
ログ管理とは、サーバやネットワーク機器、業務システムが自動的に記録している操作履歴・通信記録(ログ)を、集めて・保管して・定期的に分析する取り組み。誰がいつ何をしたかを後から追える状態にしておくことで、不正アクセスや内部不正の兆候を早く見つけ、事故が起きた後は原因や被害範囲の調査(デジタルフォレンジックス)に使う。ログは改ざんされると証拠として使えないため、書き換えられない場所へ移して保管し、社内規程や法令が定める期間だけ残すことも含まれる。
最終更新:2026-10-10
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情報セキュリティの対策は、防ぐだけでは足りない。どれだけ壁を作っても抜けてくる攻撃があり、正規の権限を持つ社員による持ち出しは、そもそも壁の内側で起きる。「後から必ず分かる」状態を作っておけば、実際の追跡に使えるだけでなく、見られていると分かること自体が不正を思いとどまらせる。防ぐ・見つける・追う、の3つを組み合わせる考え方のうち、見つけると追うを担うのがログである。
具体例
顧客名簿を扱う部署で、通常は1日数十件しか閲覧しない社員が、退職を申し出た直後に数千件を続けて表示していたことがログの分析で分かり、持ち出しを未然に止められた。逆に、ログを取っていても誰も見ていなければ、退職後に名簿が競合他社に渡ってから気付くことになる。
試験での引っ掛け
「ログを取得していること」と「ログを管理していること」は別で、取得しただけで定期的な分析も監視もしていなければ異常に気付けない、という点が問われやすい。またログを本人が消したり書き換えたりできる状態では証拠にならないため、管理者自身の操作記録は別の場所へ集める。保存期間を無制限にすればよいというものでもなく、必要な期間を定めて運用する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。