プロジェクトリスクマネジメントとは?ぷろじぇくとりすくまねじめんと
プロジェクトリスクマネジメントとは、プロジェクトの目標達成を左右する不確実な出来事を前もって洗い出し、影響の大きさと起こりやすさで順位を付けて対応を決める活動。回避・軽減・転嫁・受容の4つから対応策を選び、実際に起きたときに使う予備の日数や費用も計画に含める。損失の側だけでなく、目標を上振れさせる好機も対象になる。
最終更新:2026-10-10
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プロジェクトは前例のない仕事を決まった期限と予算でやり遂げる活動なので、途中で必ず想定外が起きる。起きてから対処すると、納期を延ばすか品質を切り下げるかの二択を迫られる。あらかじめ起こりうることを並べて手を打っておけば、発生時の判断が速くなり、影響も小さく収まる。ITパスポートでは4つの対応策の分類がそのまま問われる。
具体例
開発の途中で主要な技術者が離任するというリスクに対し、担当を2人体制にするのが軽減、作業を外部へ委託して影響を移すのが転嫁にあたる。難しい機能を最初から作らないと決めるのが回避、影響が小さいので記録だけ残すのが受容である。Microsoft Projectなどのツールで一覧管理する。
試験での引っ掛け
リスクを「損失をもたらすもの」だけと決めつけると誤る。好機として働く不確実性も対象に含む。対応策では、保険や外部委託で影響を他者へ移すのが転嫁、対策を打って発生確率や影響そのものを小さくするのが軽減で、この2つの取り違えが定番である。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)
プロジェクトリスクマネジメントは、リスクの特定、リスクの分析、リスクのコントロールという流れで行う。リスクの特定を行うために、プロジェクトに影響を与えると想定さ…
正解:ブレーンストーミングを関係者で行う。
要点:リスク特定は洗い出しの段階。評価は次の分析で行う
リスクの特定は、まだ表面化していない不確実な事象を漏れなく洗い出す段階である。そのため、関係者が集まって自由に意見を出し合い、批判せずに数多くの候補を挙げる発想法が有効である。挙がったリスクを発生確率と影響度で評価するのは次の分析段階で行う作業になる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)
プロジェクトマネジメントの知識エリアには,プロジェクトコストマネジメント,プロジェクトスコープマネジメント,プロジェクト品質マネジメント,プロジェクトリスクマネ…
正解:成果物の受入れ基準などを遵守するために,必要な作業の手順や達成の度合いを測る尺度を定めて管理する。
要点:品質マネジメントは基準と測定尺度で品質を確保する
品質マネジメントは、成果物やプロセスが求められる品質基準を満たすように、基準や手順を定め、それを測る尺度を用いて計画・保証・管理を行う活動である。受入れ基準を守るために作業手順と達成度を測る指標を定めて管理することは、まさにこの領域に当たる。予算管理はコスト、潜在的事象への対応はリスク、必要な作業の定義はスコープの知識エリアである。
出典・参考
公式シラバスの5 プロジェクトマネジメント > 27. プロジェクトマネジメント > (1) プロジェクトマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。