ブレーンストーミングとは?ぶれーんすとーみんぐ
ブレーンストーミングとは、複数の人が集まり、自由に意見を出し合ってアイディアをたくさん生み出す会議の技法。①批判しない(批判厳禁)②自由に発言する(自由奔放)③質より量を重視する④他の人の意見に乗って広げる(便乗・結合)の4つの原則を守るのが条件。試験ではこの4原則がそのまま問われる。
最終更新:2026-10-10
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会議で出た案をその場で良い悪いと評価すると、否定されるのを恐れて発言が減り、声の大きい人の案に流されやすい。案を出す時間と評価する時間を分ければ、量が出て、思いがけない案も拾える。米国の広告会社BBDOのアレックス・オズボーンが考え出した。
具体例
新商品の名前を決める会議で、6人が30分間に付箋で80個の案を書き出す。「それは商標が取れない」といった指摘はその場ではせず、他の人の案の語尾を変えた派生案も歓迎する。出た案を似たもの同士でまとめて絞り込むのは、別の時間にKJ法(親和図法)などで行う。
試験での引っ掛け
「出た意見をその場で評価して、優れた案を選ぶ」は批判厳禁の原則に反するので誤り。集まった意見を似たもの同士でまとめるのはKJ法(親和図法)の役割。また、専門家に匿名でアンケートを何回か繰り返して意見をまとめるのはデルファイ法で、集まって自由に話すブレーンストーミングとは別。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問3(IPA)
問題解決手法の一つであるブレーンストーミングのルールとして、適切なものはどれか。
正解:突飛なアイディアも含め、自由奔放な発言を歓迎する。
要点:ブレストは批判厳禁・自由奔放・質より量・便乗発展
ブレーンストーミングは質より量を重視し、多様な発想を引き出すための会議手法である。基本ルールは批判厳禁・自由奔放・質より量・便乗発展(他人の案への上乗せを歓迎)の4つで、発言を萎縮させる行為を避ける点が共通している。したがって突飛な案も含めて自由に発言してよいとする記述が適切である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)
新人事システム開発プロジェクトの遂行に当たって、どのようなことがリスクとなり得るかを洗い出すために、プロジェクトチームメンバである企画部、人事部、情報システム部…
正解:ブレーンストーミング
要点:批判せず自由に案を出し合う集団発想法がブレーンストーミング
ブレーンストーミングは、批判を控え、質より量を重視し、自由奔放な発想と他人の意見への便乗を認める4原則の下でアイデアを大量に出す集団発想法である。設問のようにリスクを幅広く洗い出す場面で有効に使われる。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)
複数人が集まり,お互いの意見を批判せず,質より量を重視して自由に意見を出し合うことによって,アイディアを創出していく技法はどれか。
正解:ブレーンストーミング
要点:ブレーンストーミングは批判禁止・質より量
ブレーンストーミングは、批判の禁止・自由奔放・質より量・便乗発展という原則のもとで自由に発言し、多くのアイディアを引き出す集団発想法である。設問の「批判せず」「質より量」という条件がこの技法の原則そのものを表している。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)
プロジェクトリスクマネジメントは、リスクの特定、リスクの分析、リスクのコントロールという流れで行う。リスクの特定を行うために、プロジェクトに影響を与えると想定さ…
正解:ブレーンストーミングを関係者で行う。
要点:リスク特定は洗い出しの段階。評価は次の分析で行う
リスクの特定は、まだ表面化していない不確実な事象を漏れなく洗い出す段階である。そのため、関係者が集まって自由に意見を出し合い、批判せずに数多くの候補を挙げる発想法が有効である。挙がったリスクを発生確率と影響度で評価するのは次の分析段階で行う作業になる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問20(IPA)
ブレーンストーミングの進め方のうち,適切なものはどれか。
正解:他のメンバの案に便乗した改善案が出ても,とがめずに進める。
要点:ブレストは批判禁止・自由奔放・質より量・便乗歓迎
ブレーンストーミングには、批判をしない、自由奔放な発想を歓迎する、質より量を重視する、他人の案に便乗して発展させる(結合・便乗)という四つの原則がある。他のメンバの案をヒントにした改善案は、まさに便乗の原則にかなうため歓迎される。発想を狭める批判や取捨選択は、アイディアを出し切った後の評価段階で行う。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。