プロジェクトスコープとは?
プロジェクトスコープとは、プロジェクトで実施する作業の範囲。プロジェクトが生み出す成果物(プロダクトスコープ)と、それを生み出すために必要な作業(プロジェクトスコープ)の両面から定義される。
ITパスポートの過去問では12回出題されています(2016年度〜2024年度)。
ぷろじぇくとすこーぷ
プロジェクトスコープの意味
プロジェクトで実施する作業の範囲。プロジェクトが生み出す成果物(プロダクトスコープ)と、それを生み出すために必要な作業(プロジェクトスコープ)の両面から定義される。
プロジェクトスコープの具体例
「新会計システムの開発」というプロジェクトにおいて、対象業務の範囲や含める機能・含めない機能を明確に定義し、関係者間の認識を合わせる。
プロジェクトスコープは試験でどう引っ掛けられる?
スコープが曖昧なまま進めると、後から「これも含まれるはず」という認識のずれ(スコープクリープ)が発生しやすい。
プロジェクトスコープと関連する用語
プロジェクトスコープが出た過去問
プロジェクトの目的を達成するために,プロジェクトで作成する必要のある成果物と,成果物を作成するために必要な作業を細分化した。この活動はプロジェクトマネジメントの…
正解:プロジェクトスコープマネジメント
要点:成果物と作業の細分化はスコープマネジメント
プロジェクトで作る成果物と、それを作るために必要な作業を洗い出して段階的に細分化する作業は、WBSの作成に代表されるスコープマネジメントの活動である。費用、日程、リスクを扱う知識エリアとは目的が異なる。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)プロジェクトスコープマネジメントに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:プロジェクトが生み出す製品やサービスなどの成果物と、それらを完成するために必要な作業を定義し管理する。
要点:スコープ管理は成果物と必要作業の範囲を定義し管理する
プロジェクトスコープマネジメントは、プロジェクトが生み出す成果物の範囲と、それを完成させるために必要な作業の範囲を定義し、過不足なく遂行されるよう管理する領域である。WBSの作成や変更管理もここに含まれる。最長経路の管理はスケジュール、事象の管理はリスク、関係者の調整はステークホルダの各マネジメント領域が担う。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)プロジェクトマネジメントの知識エリアには、プロジェクト人的資源マネジメント、プロジェクトスコープマネジメント、プロジェクトタイムマネジメント、プロジェクト品質マ…
正解:プロジェクト成果物を事前に定めた手順に従って作成しているかどうかのレビューの実施
要点:品質マネジメントは基準・手順への適合をレビューで確認する
品質マネジメントは、成果物が求められる品質基準を満たしているかを確認し、必要な改善を行う活動である。あらかじめ定めた手順どおりに作業や成果物が作られているかをレビューで確認することは、品質保証・品質管理の中心的な作業に当たる。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問37(IPA)プロジェクトのスコープにはプロジェクトの成果物の範囲を表す成果物スコープと,プロジェクトの作業の範囲を表すプロジェクトスコープがある。受注したシステム開発のプロ…
正解:a, c
要点:スコープは成果物と作業の範囲。要員交代はスコープ変更ではない
プロジェクトスコープは、成果物を生み出すために実施する作業の範囲を指す。機能要件が増えれば実装やテストの作業が増え、操作マニュアルを追加すれば文書作成の作業が増えるため、いずれも作業範囲に影響する。担当者の交代は要員の入替えであり、実施すべき作業の範囲そのものは変わらない。
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験 問43(IPA)プロジェクトにおけるスコープとは,プロジェクトの成果物及び成果物を作成するために行わなければならない作業のことである。あるシステム開発プロジェクトにおいて,シス…
正解:a, c
要点:スコープは成果物+作るための作業。稼働後の保守は範囲外
スコープには、成果物(プロダクトスコープ)と、それを作るために必要な作業(プロジェクトスコープ)の両方が含まれる。開発するシステムや設計書は成果物として、メンバ育成計画の作成・実施はプロジェクトを進めるための作業として含まれる。一方、本番稼働後の保守は当該プロジェクトの終了後の活動であり、範囲外となる。
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験 問53(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。