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プロジェクトスコープとは?ぷろじぇくとすこーぷ

プロジェクトスコープとは、プロジェクトとして何をやるかの範囲のうち、成果物を作り上げるために必要な作業の範囲を指す。作る成果物そのものの範囲(プロダクトスコープ)とは区別し、両方を定義したうえで、WBS(Work Breakdown Structure:作業を細かく分けた一覧)という階層図に分解して管理する。含めるものだけでなく、あえて含めないものを書き出しておくことも範囲の定義に含まれる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では11回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2016年度〜2024年度)。

ITパスポートの頻出用語/マネジメント系

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背景

範囲を文書にしないまま進めると、依頼側は「当然入っているはず」、実施側は「聞いていない」となり、作業が少しずつ膨らんで納期も費用も守れなくなる。この食い違いはプロジェクト後半ほど手戻りが大きい。だから着手前に範囲を合意し、以後の変更は正式な手続きを通す形にする。範囲を広げれば時間と費用も増えるため、ITパスポートでは、スコープ・時間・コストの3つの制約が互いに影響し合う関係として問われる。

具体例

社内の勤怠システムを入れ替えるプロジェクトで、「打刻と残業申請の画面までが対象、給与計算システムとの自動連携は次期対象外」と文書で線を引く。PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)がまとめた、プロジェクト管理の知識体系であるPMBOKでは、こうして決めた範囲をWBSへ分解し、そこに無い作業は実施しないと定めている。

試験での引っ掛け

範囲があいまいなまま進むと、依頼が少しずつ積み上がるスコープクリープが起きる。追加は必ず工期と費用に跳ね返るので、「範囲だけ広げて納期と予算は据え置く」という選択肢は誤り。またスコープが表すのは作業と成果物の範囲であって、成果物がどれだけの品質を満たすかを決めるものではない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では11回出題(2016年度〜2024年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 範囲があいまいなまま進むと、依頼が少しずつ積み上がるスコープクリープが起きる。