UML(統一モデリング言語)とは?
UML(統一モデリング言語)とは、オブジェクト指向によるシステム開発において、システムの構造や振る舞いを図によって統一的に表記するための表記法の総称。クラス図、ユースケース図、状態遷移図、アクティビティ図、シーケンス図などの図の種類がある。業務分析からシステム設計まで幅広い工程で用いられ、関係者間で共通の記法を使うことで認識のずれを防ぎ、設計内容を正確に伝達できる。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2010年度〜2022年度)。
ゆーえむえる
UML(統一モデリング言語)の意味
オブジェクト指向によるシステム開発において、システムの構造や振る舞いを図によって統一的に表記するための表記法の総称。クラス図、ユースケース図、状態遷移図、アクティビティ図、シーケンス図などの図の種類がある。業務分析からシステム設計まで幅広い工程で用いられ、関係者間で共通の記法を使うことで認識のずれを防ぎ、設計内容を正確に伝達できる。
UML(統一モデリング言語)の具体例
開発チーム内で仕様の認識を統一するために、業務の流れをユースケース図で、データ構造をクラス図で表現して共有する。
UML(統一モデリング言語)は試験でどう引っ掛けられる?
名前に「言語」とあるがプログラミング言語ではなく、あくまで図の表記法の統一規格。開発手法そのものでもない。またE-R図やDFDはUMLに含まれない図なので、「UMLの図はどれか」の問いで引っ掛かりやすい。
UML(統一モデリング言語)と関連する用語
UML(統一モデリング言語)が出た過去問
業務の流れを、図式的に記述することができるものはどれか。
正解:UML
要点:業務の流れの図示にはUMLのアクティビティ図
UMLは、オブジェクト指向の分析・設計で用いる統一モデリング言語で、複数の図法をもつ。中でもアクティビティ図は処理の順序や分岐、並行動作を表現でき、業務の流れを図式的に記述できる。データの関連を表すE-R図や、発想整理の技法とは目的が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問29(IPA)対象業務の処理過程と情報の流れを表すために用いられる図表はどれか。
正解:DFD
要点:業務の処理過程とデータの流れを表す図はDFD
DFD(データフロー図)は、業務におけるデータの発生源・処理・蓄積・行き先を、プロセスとデータの流れとして表す図である。処理の過程と情報の流れを可視化するのに適しており、業務分析や要件定義で広く使われる。E-R図はデータ同士の関係の構造、UMLクラス図はクラスの静的構造、特性要因図は原因の整理に用いる図で、目的が異なる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問15(IPA)業務プロセスを,例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき,表現できるものはどれか。
正解:業務で必要となる人の役割
要点:アクティビティ図のスイムレーンは処理の担当役割を表す
アクティビティ図では、処理の流れを分岐や合流を含めて表し、さらにスイムレーン(パーティション)で区切ることで、それぞれの処理を誰が担当するかを示せます。図が縦方向にXとYで分割されているのは担当者や組織の役割を表現するためで、コストや所要時間、品質指標といった数値属性はこの図の表現対象ではありません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。