CFOとは?しーえふおー
CFOとは、企業の財務に関する意思決定を統括する役員。Chief Financial Officerの略で、最高財務責任者と訳す。資金の調達と運用、予算の編成、決算と情報開示、投資家への説明までを担い、経営者の一人として事業の判断を財務の面から支える立場にある。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
経理部門は本来、決まった手続で数字を記録し報告する役割だった。事業が国際化し、資金の調達手段も株式・社債・借入と多様になると、数字を作る仕事と、その数字をもとに投資や撤退を決める仕事は切り離せなくなる。経営の意思決定に財務の視点を常時持ち込む役員が要るという判断から、CEOやCIOと並ぶ役職としてCFOが置かれるようになった。
具体例
上場企業の決算説明会では、CEOが事業戦略を語り、CFOが売上・利益の実績と次期の見通し、投資計画や株主還元の方針を数字で説明する。ソニーグループやトヨタ自動車のような企業でも、この役割分担で開示が行われている。
試験での引っ掛け
似た形の略語との取り違えが問われる。CEOは最高経営責任者で経営全体、CIOは最高情報責任者で情報システム、CISOは最高情報セキュリティ責任者、CDOは最高デジタル責任者を指す。CFOの担当は財務であり、経理実務の責任者や、監督する立場の監査役とも役割が異なる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問8(IPA)解説で登場
経営幹部の役職のうち、情報システムを統括する最高責任者はどれか。
正解:CIO
要点:情報システムを統括する最高責任者はCIO
CIO(Chief Information Officer)は最高情報責任者で、情報化戦略の立案や情報システム全体の統括に責任を負う役職である。CEOは経営全体、CFOは財務、COOは業務執行を統括する役職であり、担当領域が異なる。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問23(IPA)
企業経営に携わる役職の一つであるCFOが責任をもつ対象はどれか。
正解:財務
要点:CFOは財務、CTOは技術、CIOは情報の最高責任者
CFOはChief Financial Officerの略で、最高財務責任者を指す。資金調達や予算管理、財務報告など企業の財務全般に責任を負う役職である。同様にCTOは技術、CIOは情報システム、人事担当はCHROなどと、頭文字が示す領域と対応させて覚えるとよい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。