CISOとは?しーあいえすおー
略語の意味
CISO=Chief Information Security Officer
組織全体の情報セキュリティ(情報を守ること)の方針を決め、その実行に責任を持つ経営側の役職(最高情報セキュリティ責任者)
- Chief
- 最高の・長
- Information
- 情報
- Security
- 安全を守ること
- Officer
- 役員・責任者
CISOとは、組織全体の情報セキュリティに関する戦略・方針の策定と実行に責任を持つ経営レベルの役職で、Chief Information Security Officer(最高情報セキュリティ責任者)の略。経営陣の一員として、経営の立場から情報セキュリティを方向づけ監督する取組み(情報セキュリティガバナンス)を主導する。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
社員がパスワードの管理や添付ファイルの扱いに気をつけていても、会社全体の対策は個人の注意だけでは足りない。何に費用をかけ、どこまでの危険を受け入れるかは、現場の担当者には決められないからだ。そこで、会社全体のセキュリティを経営の立場で決める責任者が必要になり、この役職が置かれた。事故が起きたときの対外的な説明も、この責任者が担う。
具体例
CISOは情報セキュリティ方針の最終承認プロセスに関与し、重大インシデント発生時には経営陣として対外的な説明責任も担う。
試験での引っ掛け
CIO(最高情報責任者)と混同しやすい。CIOはIT活用・IT投資全般を統括する役職、CISOはそのうち情報セキュリティに責任を持つ役職。またCISOは経営レベルの役職であり、セキュリティ上の事故(インシデント)の検知・封じ込めを実務として行うCSIRT(シーサート:事故に対応する専門チーム)の現場責任者とは役割が別。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)解説で登場
企業のリスクマネジメントの一環として行われるサイバーセキュリティリスク対策の推進において、経営者に求められる役割として、最も適切なものはどれか。
正解:実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。
要点:サイバーセキュリティは経営課題であり経営者自らが主導する
サイバーセキュリティは事業継続に直結する経営課題であり、経営者自身が方針を示して主導することが求められる。具体的には実施方針の検討、予算と人材の確保、実施状況の確認と問題への対応を自ら行う。担当者やCISO、外部コンサルタントに任命や委任はできても、最終的な責任まで丸投げすることはできない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。