財務諸表とは?
財務諸表とは、貸借対照表(一時点の資産・負債・純資産)、損益計算書(一定期間の収益・費用・利益)、キャッシュフロー計算書(現金の増減)が主要な3表。
ITパスポートの過去問では11回出題されています(2009年度〜2026年度)。
ざいむしょひょう
財務諸表の意味
貸借対照表(一時点の資産・負債・純資産)、損益計算書(一定期間の収益・費用・利益)、キャッシュフロー計算書(現金の増減)が主要な3表。
財務諸表の具体例
製造原価は材料費・労務費・経費に分類され、経費は材料費と労務費以外で製造活動に必要な費用(減価償却費・電力料など)を指す。固定資産を廃棄したときの除却損は、除却時の帳簿価額に廃棄費用を加えた額。
財務諸表は試験でどう引っ掛けられる?
売上総利益=売上高−売上原価、営業利益=売上総利益−販管費、経常利益=営業利益+営業外収益−営業外費用。利益の段階の定義が問われる。
財務諸表と関連する用語
財務諸表が出た過去問
企業会計を財務会計と管理会計に分類したとき、管理会計の特徴を表したものはどれか。
正解:部門、製品、地域別などの予算統制、利益管理、業績評価など、経営判断のための内部報告書を作成する。
要点:管理会計は経営判断のための社内向け・様式自由の会計
管理会計は、経営者が意思決定や業績評価を行うために社内向けに作成する会計で、部門別・製品別の採算や予算実績の差異などを扱う。法律で様式が定められておらず、必要に応じて自由に設計できる点が特徴である。これに対し財務会計は、外部の利害関係者への報告を目的とし、会計基準に従った財務諸表の作成が求められる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)損益計算書を説明したものはどれか。
正解:一会計期間における経営成績を表示したもの
要点:損益計算書は一定期間の経営成績、貸借対照表は一時点の財政状態
損益計算書は、一会計期間の収益と費用を対応させて利益がどのように生じたかを示す財務諸表で、その期間の経営成績を表す。一定時点の資産・負債・純資産の状態を示すのは貸借対照表、現金の増減を示すのはキャッシュフロー計算書、純資産の変動を示すのは株主資本等変動計算書である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問16(IPA)財務諸表のうち、"営業活動","投資活動","財務活動"の三つの活動区分に分けて表すものはどれか。
正解:キャッシュフロー計算書
要点:キャッシュフロー計算書は営業・投資・財務の3区分
キャッシュフロー計算書は、一会計期間の現金の増減を営業活動・投資活動・財務活動の三区分に分けて表す財務諸表である。本業で稼いだか、設備投資に使ったか、借入や増資で調達したかを区別できるため、利益は出ていても資金が不足するといった状態を把握できる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)親会社が、子会社を含めた企業集団の決算日における資産と負債、純資産を対比して示すことによって、企業集団の財政状態を表す連結財務諸表はどれか。
正解:連結貸借対照表
要点:決算日時点の財政状態を表すのが連結貸借対照表
決算日という一時点における資産・負債・純資産を対比して財政状態を示す財務諸表が貸借対照表であり、企業集団を対象にしたものが連結貸借対照表である。他の連結財務諸表は一定期間の経営成績や資金の増減、純資産の変動を示すもので、時点の財政状態を表すものではない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問10(IPA)親会社が、子会社を含めた企業集団の一会計期間の収益と費用の状態を示した連結財務諸表はどれか。
正解:連結損益計算書
要点:収益と費用=損益計算書、一時点の財政状態=貸借対照表
一会計期間の収益と費用、およびそこから計算される利益を表すのは損益計算書であり、企業集団を対象にしたものが連結損益計算書である。貸借対照表は一時点の財政状態、キャッシュフロー計算書は資金の増減、株主資本等変動計算書は純資産の変動を示すもので、収益と費用の状態を示すものではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。