株主資本等変動計算書とは?
株主資本等変動計算書とは、貸借対照表の純資産の部に計上される株主資本などの項目が、会計期間中にどのような理由でどれだけ変動したかを示す財務諸表のこと。貸借対照表は期末時点の残高しか示さないため、期首から期末までの間に増資や配当、当期純利益の計上などによって株主資本がどう変化したのかを追うことができない。株主資本等変動計算書はその変動の内訳を明らかにするもので、上場企業などが作成する主要な財務諸表の一つとして、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書とあわせて開示される。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2009年度〜2013年度)。
かぶぬししほんとうへんどうけいさんしょ
株主資本等変動計算書の意味
貸借対照表の純資産の部に計上される株主資本などの項目が、会計期間中にどのような理由でどれだけ変動したかを示す財務諸表のこと。貸借対照表は期末時点の残高しか示さないため、期首から期末までの間に増資や配当、当期純利益の計上などによって株主資本がどう変化したのかを追うことができない。株主資本等変動計算書はその変動の内訳を明らかにするもので、上場企業などが作成する主要な財務諸表の一つとして、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書とあわせて開示される。
株主資本等変動計算書の具体例
ある企業が当期に増資を行い、かつ株主への配当を実施した場合、株主資本等変動計算書を見ることで、資本金がいくら増え、利益剰余金が配当によっていくら減少したのかを確認できる。
株主資本等変動計算書は試験でどう引っ掛けられる?
株主資本等変動計算書は「純資産」の変動理由を示す書類であり、企業全体の資産・負債の残高を示す貸借対照表や、収益・費用を示す損益計算書とは表す内容が異なる点に注意する。
株主資本等変動計算書と関連する用語
株主資本等変動計算書が出た過去問
損益計算書を説明したものはどれか。
正解:一会計期間における経営成績を表示したもの
要点:損益計算書は一定期間の経営成績、貸借対照表は一時点の財政状態
損益計算書は、一会計期間の収益と費用を対応させて利益がどのように生じたかを示す財務諸表で、その期間の経営成績を表す。一定時点の資産・負債・純資産の状態を示すのは貸借対照表、現金の増減を示すのはキャッシュフロー計算書、純資産の変動を示すのは株主資本等変動計算書である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問16(IPA)親会社が、子会社を含めた企業集団の一会計期間の収益と費用の状態を示した連結財務諸表はどれか。
正解:連結損益計算書
要点:収益と費用=損益計算書、一時点の財政状態=貸借対照表
一会計期間の収益と費用、およびそこから計算される利益を表すのは損益計算書であり、企業集団を対象にしたものが連結損益計算書である。貸借対照表は一時点の財政状態、キャッシュフロー計算書は資金の増減、株主資本等変動計算書は純資産の変動を示すもので、収益と費用の状態を示すものではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。