関係モデルとは?かんけいモデル
関係モデルとは、データを、行と列から成る表の形で表すデータベースのモデル。いま業務で使われているデータベースの多くがこの形をとっており、表と表は、両方にある共通の項目の値どうしが一致する行を突き合わせて結び付ける。見た目は表計算ソフトの表に似ているが、行の並び順に意味を持たせない点が違う。
最終更新:2026-10-10
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データの持ち方には、木のような親子関係で表す階層モデル、網の目のようにつなぐネットワークモデル、データと操作をひとまとめのオブジェクトとして扱うオブジェクトモデルなど、いくつもの流儀があった。その中で、誰にでも読める表という形に統一し、表どうしのつなぎ方を「値の一致」だけに限ったのが関係モデルで、これが広く使われるようになった。ITパスポートでは、この4つのモデルの見分けと、表と表がどうつながっているのかが問われる。
具体例
フィットネスジムの会員データなら、会員の表(会員番号・会員名・性別・年齢)と入館記録の表(会員番号・日付・入館時刻)の2つに分けて持ち、どちらにもある会員番号の値が一致する行どうしを結び付けて「誰がいつ来たか」を取り出す。会員の表の行を年齢順に並べ替えても、入館記録との対応は壊れない。
試験での引っ掛け
表と表のつなぎ方を「各表の先頭行から数えた同じ行位置で関連付ける」「レコードどうしをポインタ(次のデータの格納場所を示す情報)で関連付ける」「ハッシュ関数(データから決まった長さの要約値を計算する仕組み)で関連付ける」と説明した選択肢が誤答として並ぶ。関係モデルでつながりの根拠になるのは共通する項目の値だけで、行の位置にも並び順にも意味は無い。ポインタで親子関係をたどるのは階層モデルやネットワークモデルのやり方である。木構造なら階層、網目状ならネットワーク、データと操作をひとまとめにするならオブジェクト、行と列の表なら関係、という対応で覚えるとよい。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)
データを行と列から成る表形式で表すデータベースのモデルはどれか。
正解:関係モデル
要点:行と列の表でデータを表すのが関係モデル
行と列から成る2次元の表でデータを表現するのが関係モデル(リレーショナルモデル)です。現在広く使われている関係データベースはこのモデルに基づいており、表同士を共通の項目で結び付けて扱えます。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。