レコードとは?れこーど
レコードとは、データベースの表(テーブル)で、1件分のデータをひとまとまりにした1行のこと。顧客名簿なら顧客1人分、受注表なら注文1件分が1レコードになる。表の1列にあたるデータ項目はフィールドと呼び、表・行・列=テーブル・レコード・フィールドと対で押さえる。ITパスポートでは、レコード1件の大きさ(レコード長)に件数を掛けて必要な容量を求める計算や、レコードを1件に特定する主キー(社員番号のように、値を見れば行が1つに決まる項目)の選び方として問われる。
最終更新:2026-10-10
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データを保存するとき、氏名や電話番号が別々にばらばらに置かれていると、どれが同じ人の情報なのか分からなくなり、更新や削除も間違えやすい。そこで1件分の項目をひとまとまりにして扱う単位を決めた。これがレコードで、探す・直す・消す対象を1件ずつ指定できる。
具体例
総務がExcelで管理している顧客名簿をデータベースに移すと、「顧客番号・氏名・電話番号」がフィールド(列)、山田さん1人分の行がレコードになる。1レコードが180バイトで1万件あれば、180×10,000=1,800,000バイト(kは1,000倍を表すので1,800kバイト。バイトはデータの量の単位)の容量が要る。
試験での引っ掛け
レコード(行=1件分のまとまり)とフィールド(列=項目)の取り違えが定番。また容量計算では、1レコードの大きさ(各フィールドの大きさの合計)を先に出してから件数を掛ける。件数とフィールドの数を掛けてしまう誤りに注意する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)解説で登場
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問98(IPA)
図1の取引先担当者表のレコードを一意に特定するための主キーとして、適切なものはどれか。
正解:取引先コード、部署名
要点:主キーは行を一意に特定できる項目の組合せを選ぶ
主キーは行を一意に特定できる項目でなければならない。取引先コードだけでは、同じ取引先に複数の部署がある場合に行を絞り込めない。取引先コードと部署名を組み合わせれば、どの取引先のどの部署の担当かが一意に定まる。名前は同姓同名の可能性があり、一意性を保証する項目としては適さない。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問99(IPA)
図2の請求書を発行するのに図1の4種類の表を参照する必要がある。1枚の請求書を発行するとき、4種類のレコードのそれぞれを参照する回数の大小関係を示したものはどれ…
正解:販売単価表=商品表≧取引先担当者表=取引先表
要点:参照回数は明細の数だけ商品側が増え、取引先側は1回
請求書1枚には取引先が一つしかないので、取引先表と取引先担当者表はそれぞれ1回ずつ参照すれば足りる。一方、明細に並ぶ商品の数だけ商品表と販売単価表を参照するため、商品が1点なら同数、複数あればそれより多くなる。したがって商品側の二つが等しく、それが取引先側の二つ以上になるという関係が成り立つ。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問83(IPA)
関係データベースにおいて主キーを指定する目的はどれか。
正解:主キーに指定した属性(列)で、レコード(行)を一意に識別できるようにする。
要点:主キーは表の中の行を一意に識別するための属性
主キーは、表の中の1行を他の行と区別して特定するために指定する属性である。値の重複がなく空値も許されないため、これを指定すれば必ず1行だけが定まる。検索条件の指定や演算は主キーでなくても行えるので、主キーの目的とは異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問94(IPA)
文献の貸出管理業務に関する記述(問93と同じ状況)。貸出から返却までの手続: (1)社員は借りたい文献を書庫から取り出して、資料室の担当者(以下、担当者という)…
正解:a:貸出、b:貸出、c:返却
要点:DFDは各処理が触れるデータストアから役割を読む
上部の処理は社員からの入力を受けて文献表と社員表を参照し、さらに貸出表へ書き込んでいるので、複数のデータストアとやり取りする貸出処理にあたる。下部の処理は貸出表だけを参照・更新しているので返却処理である。両方の処理が共通して使うbは貸出表となる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。