モニタリングとは?
モニタリングとは、内部統制が有効に機能しているかを継続的に監視・評価する構成要素。業務に組み込まれて日常的に行われる日常的モニタリングと、業務から独立した立場で定期的に行われる独立的評価に分けられる。
ITパスポートの過去問では13回出題されています(2010年度〜2026年度)。
もにたりんぐ
モニタリングの意味
内部統制が有効に機能しているかを継続的に監視・評価する構成要素。業務に組み込まれて日常的に行われる日常的モニタリングと、業務から独立した立場で定期的に行われる独立的評価に分けられる。
モニタリングの具体例
日次で担当者が残高や処理件数の異常を確認するのが日常的モニタリング、内部監査部門が年1回統制の有効性を評価するのが独立的評価。両者を組み合わせて早期発見と客観性を両立させる。
モニタリングは試験でどう引っ掛けられる?
日常的モニタリングは現業部門が担うため、それだけでは独立性が確保できない。逆に独立的評価だけでは頻度が低く、期中の不備を長期間見逃す。どちらか一方では足りない。
モニタリングと関連する用語
モニタリングが出た過去問
内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセスはどれか。
正解:モニタリング
要点:モニタリングは内部統制の有効性を継続的に評価する
内部統制の基本的要素の一つであるモニタリング(監視活動)は、統制が意図したとおりに機能しているかを継続的に、あるいは独立した評価によって確かめ、不備があれば是正につなげる活動である。日常業務に組み込んだ日常的モニタリングと、内部監査などの独立的評価がある。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)サービスレベル管理において、サービス提供者と利用者の間で合意した応答時間について、図に示す工程で継続的に改善活動を行う。モニタリングで実施するものはどれか。
正解:応答時間の監視
要点:モニタリングは合意した指標の実績を測り続ける段階
サービスレベル管理では、合意→測定→評価→改善という流れで管理を繰り返す。このうちモニタリングは、合意した指標が実際にどうなっているかを継続的に測り、記録する段階である。測定した結果を目標と突き合わせて判断するのは次のレビュー、対策の実施は改善の段階に当たる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問31(IPA)SLAの合意内容を達成するために、サービス状況のモニタリングやレビューなどを通じてサービスレベルの維持や向上を図る活動を何というか。
正解:SLM
要点:SLMはSLAの水準を監視・レビューし維持向上させる活動
SLM(サービスレベルマネジメント)は、SLAで合意した水準を守るために、サービスの状況を継続的に監視・測定し、報告とレビューを通じて改善を重ねる一連の活動である。PDCAを回してサービス品質を維持・向上させる点が本質。CSRは企業の社会的責任、ERPは基幹業務の統合管理、SWOTは経営環境の分析手法で、いずれもサービス水準の管理とは別の領域を指す。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問41(IPA)内部統制におけるモニタリングの説明として、適切なものはどれか。
正解:内部統制が有効に働いていることを継続的に評価するプロセス
要点:モニタリングは内部統制の有効性を継続評価する
内部統制の基本的要素の一つであるモニタリングは、内部統制が意図したとおりに機能しているかを継続的に、あるいは独立した立場から評価する活動である。日常業務に組み込まれた監視と、内部監査などの独立的評価の両方が含まれる。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問37(IPA)情報システムの施設や設備を維持・保全するファシリティマネジメントの施策として、適切なものはどれか。
正解:電力消費量のモニタリング
要点:ファシリティ管理は電源など施設・設備を最適に保つ
ファシリティマネジメントは、建物・電源・空調・配線といった施設・設備を対象に、安全性と効率を保ちながら最適な状態に維持する活動である。電力の消費状況を計測して把握することは、容量の逼迫や無駄を見つけ、設備の安定運用と省エネにつなげる施策として典型的である。利用者の端末操作やソフトウェアに関する対策は、情報セキュリティ運用の領域にあたる。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。