CSR(企業の社会的責任)とは?
CSR(企業の社会的責任)とは、企業が利益追求だけでなく、法令遵守・環境配慮・社会貢献など、社会の一員としての責任を果たすべきだとする考え方。
ITパスポートの過去問では8回出題されています(2009年度〜2026年度)。
しーえすあーる
CSR(企業の社会的責任)の意味
企業が利益追求だけでなく、法令遵守・環境配慮・社会貢献など、社会の一員としての責任を果たすべきだとする考え方。
CSR(企業の社会的責任)の具体例
製造業が工場排水の基準を法律以上に厳しく自主管理する、企業が地域の清掃活動やボランティア休暇制度を設けるなど。
CSR(企業の社会的責任)は試験でどう引っ掛けられる?
コンプライアンスと同義に扱う選択肢が誤り。法令遵守はCSRの一部分にすぎず、環境配慮や社会貢献まで含む広い概念。似た略語のCSV(共通価値の創造)は、社会課題の解決を本業の利益に直結させる点で目的が異なる。
CSR(企業の社会的責任)と関連する用語
CSR(企業の社会的責任)が出た過去問
CSRに基づいた活動として、最も適切なものはどれか。
正解:原材料の使用量を減らすとともに、消費電力を少なくした製品を提供する。
要点:CSRは利益より社会・環境への配慮を経営に組み込む姿勢
CSR(企業の社会的責任)は、利益追求だけでなく、環境保全や社会・地域への配慮を経営に組み込む考え方である。資源の使用量削減や省電力化は環境負荷の低減に直接つながるため、CSRに基づく活動として最も適切である。他の選択肢は競争力強化や事業拡大を狙う経営戦略であり、社会的責任の遂行そのものではない。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)CSRの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:企業活動において経済的成長だけでなく、環境や社会からの要請に対し、責任を果たすことが、企業価値の向上につながるという考え方
要点:CSRは社会・環境への責任を果たし企業価値を高める考え方
CSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)は、利益の追求だけでなく、環境保全・法令順守・人権・地域社会への貢献といった社会からの要請に応えることが、結果として企業価値や信頼の向上につながるとする考え方である。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問22(IPA)利益の追求だけでなく,社会に対する貢献や地球環境の保護などの社会課題を認識して取り組むという企業活動の基本となる考え方はどれか。
正解:CSR
要点:CSRは利益だけでなく社会・環境への責任を果たす考え方
CSR(企業の社会的責任)は、企業が利益追求だけでなく、法令遵守、環境保護、地域社会への貢献など社会的な責任を果たすべきだとする考え方である。近年はサステナビリティ経営の基礎として位置付けられている。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)企業の活動a〜dのうち、コンプライアンスの確立に関するものだけを全て挙げたものはどれか。 a 芸術や文化活動を支援する。 b 従業員に対して行動規範の教育を行う…
正解:b, d
要点:行動規範の教育と内部通報制度がコンプライアンスの柱
コンプライアンスは法令や社会規範、社内ルールを守る取り組みを指す。従業員へ行動規範を教育することは順守すべき基準を周知する活動であり、内部通報の仕組みは違反を早期に発見・是正するための体制であって、どちらもコンプライアンス確立に直結する。芸術・文化支援(メセナ)や環境保全活動は社会貢献やCSRの活動であって、法令順守の体制づくりとは目的が異なる。よってbとdが該当する。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問22(IPA)コンプライアンスの取組み強化活動の事例として,最も適切なものはどれか。
正解:遵守すべき法律やルールについて従業員に教育を行った。
要点:コンプライアンス強化の要は法令・ルールの教育
コンプライアンスは法令や社会規範、社内ルールを守ることを指し、その強化には従業員一人ひとりに守るべき内容を理解させる教育が直接的に効く。社会貢献活動はCSR、買収や撤退は経営戦略の実行であって、法令遵守の強化策そのものではない。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。