コーポレートガバナンスとは?
コーポレートガバナンスとは、経営者の暴走や不正を防ぎ、株主をはじめとする利害関係者の利益を守るために、企業経営を監視・統制する仕組み。社外取締役や監査役の設置などによって実現される。
ITパスポートの過去問では13回出題されています(2009年度〜2026年度)。
こーぽれーとがばなんす
コーポレートガバナンスの意味
経営者の暴走や不正を防ぎ、株主をはじめとする利害関係者の利益を守るために、企業経営を監視・統制する仕組み。社外取締役や監査役の設置などによって実現される。
コーポレートガバナンスの具体例
取締役会に社外取締役を招き、経営陣の意思決定を第三者の視点でチェックする体制を敷く。不祥事が起きにくいよう、監査役が独立した立場で業務執行を監視する。
コーポレートガバナンスは試験でどう引っ掛けられる?
内部統制と取り違えやすい。内部統制は経営者が社内の業務を統制するために構築する仕組みで、ガバナンスは株主など外部が経営者自身を監視する仕組み。「誰が誰を見るか」の向きが逆だと覚えると区別できる。
コーポレートガバナンスと関連する用語
コーポレートガバナンスが出た過去問
コンプライアンス経営を説明したものはどれか。
正解:企業倫理に基づき、ルール、マニュアル、チェックシステムなどを整備し、法令や社会規範を遵守した企業活動を行う。
要点:コンプライアンス経営は倫理と仕組みで法令遵守を担保する経営
コンプライアンス(法令遵守)経営とは、法令・社会規範・企業倫理を守って事業を行うために、社内規程やマニュアル、内部通報やチェックの仕組みを整備し、それを組織として運用していく経営姿勢を指す。単に「法律を破らない」だけでなく、倫理に反する行為を防ぐ体制づくりまでを含む点が特徴である。監視・点検の仕組み(コーポレートガバナンス)や、株主への説明(アカウンタビリティ)とは目的が異なる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問1(IPA)顧客に価値をもたらし,企業にとって競争優位の源泉となる,競合他社には模倣されにくいスキルや技術を指すものはどれか。
正解:コアコンピタンス
要点:コアコンピタンスは模倣されにくい自社の中核能力
コアコンピタンスは、顧客に価値をもたらし、他社が容易に真似できず、複数の事業へ展開できるような自社独自の中核的な能力を指す。単なる強みではなく「模倣困難であること」が競争優位の源泉となる点が重要である。説明責任や企業統治、個人の能力を表す用語とは意味が異なる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問22(IPA)コーポレートガバナンスを説明したものとして、適切なものはどれか。
正解:企業の目的に適合した経営が行われるように、経営を統治する仕組みのこと
要点:コーポレートガバナンス=経営を監視し健全性を保つ企業統治の仕組み
コーポレートガバナンス(企業統治)は、経営者が株主をはじめとする利害関係者の利益に沿って適切に経営しているかを監視・規律づける仕組みを指す。社外取締役の選任や監査体制の整備などが具体策で、経営の透明性と健全性の確保が目的である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問10(IPA)経営者又は取締役会による企業の経営を、株主などの利害関係者が監督・監視する仕組みはどれか。
正解:コーポレートガバナンス
要点:コーポレートガバナンスは利害関係者が経営を監視する仕組み
コーポレートガバナンス(企業統治)は、経営者や取締役会による経営を、株主をはじめとする利害関係者が監督・監視し、健全で透明な経営を確保する仕組みである。社外取締役の設置や監査役制度、情報開示などがその具体的な手段になる。法令遵守そのものを指すコンプライアンスとは区別される。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問14(IPA)監査役の役割の説明として、適切なものはどれか。
正解:取締役の職務執行を監査すること
要点:監査役は取締役の職務執行を監査する
監査役は、取締役の職務の執行が適法・適正に行われているかを監査する機関である。業務執行を担う取締役から独立した立場で監視することにより、企業統治の実効性を確保する役割を負う。会計監査人(公認会計士)とは別の機関である点に注意する。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問26(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。