PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことで、業務やマネジメントの質を継続的に高めていく管理手法。1周で終わらず、Actの結果を次のPlanに反映してらせん状に改善を続ける点が特徴。
ITパスポートの過去問では37回出題されています(2010年度〜2025年度)。
ぴーでぃーしーえーさいくる
PDCAサイクルの意味
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことで、業務やマネジメントの質を継続的に高めていく管理手法。1周で終わらず、Actの結果を次のPlanに反映してらせん状に改善を続ける点が特徴。
PDCAサイクルの具体例
品質管理部門が「不良率を1%下げる」計画を立てて生産ラインを変更し(Plan・Do)、翌月の不良率データを確認し(Check)、効果が出た施策を標準作業に組み込み効果が薄い施策は見直す(Act)。この一巡がそのまま次の計画の材料になる。
PDCAサイクルは試験でどう引っ掛けられる?
4段階の順序や、どの段階が「評価」でどの段階が「改善」かを問う設問が多い。CheckとActを逆に覚えないこと。
PDCAサイクルと関連する用語
PDCAサイクルが出た過去問
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のPDCA(計画・実行・点検・処置)において、処置フェーズで実施するものはどれか。
正解:ISMSの維持及び改善
要点:ISMSのActは維持と改善を行うフェーズ
ISMSのPDCAでは、計画(Plan)でISMSを確立し、実行(Do)で導入・運用し、点検(Check)で監視・レビューを行い、処置(Act)でその結果を踏まえて是正・予防を実施し維持と改善につなげる。処置フェーズは改善のサイクルを回す段階にあたる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)サービスマネジメントのPDCAサイクルのうち、A(Act)で実施することはどれか。
正解:資源の活用に関する改善目標の設定やプロセスの改善などを行う。
要点:ActはCheckの結果を受けた是正・改善
PDCAのAct(改善)は、Check(点検)で明らかになった課題を受けて、是正措置や改善策を実行し、次の計画へつなげる段階である。改善目標を立て直したりプロセスそのものを見直したりする活動がここに含まれる。適用範囲や資源の明確化はPlan、監視・測定はCheck、日々の運営はDoに対応する。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問32(IPA)正解:SLAとはサービス提供者とサービス利用者との間で取り決めたサービスレベルの合意書であり、SLMとはITサービスの品質を維持し、向上させるための活動である。
要点:SLAはサービス水準の合意書、SLMはそれを維持・改善する管理活動
SLA(サービスレベル合意書)は、提供者と利用者が可用性や応答時間などのサービス水準をあらかじめ文書で合意したものである。SLM(サービスレベル管理)は、その合意に基づき実績を測定・報告し、レビューして改善するPDCAを回す継続的な活動を指す。SLAが約束、SLMが運用と改善という関係で覚える。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問39(IPA)情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のPDCA(計画・実行・点検・処置)において、点検フェーズで実施するものはどれか。
正解:ISMSの監視及びレビュー
要点:ISMSの点検フェーズは監視及びレビュー(内部監査など)
ISMSのPDCAでは、Plan=ISMSの確立、Do=導入及び運用、Check=監視及びレビュー、Act=維持及び改善と対応する。点検フェーズは、決めたとおりに運用できているか、目標に達しているかを内部監査や有効性測定によって確かめる段階である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問62(IPA)ITサービスマネジメントにおける管理サイクルを表すものはどれか。
正解:PDCA
要点:継続的なサービス改善の管理サイクルはPDCA
ITサービスマネジメントでは、計画(Plan)、実行(Do)、点検(Check)、改善(Act)を繰り返して、サービス品質を継続的に高めていく。この管理サイクルがPDCAである。ITILはベストプラクティスをまとめた枠組み、SLAはサービス水準の合意文書、SLCPはソフトウェアライフサイクルの共通枠組みであり、いずれも管理サイクルそのものを表す語ではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問30(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。