COSOフレームワークとは?こそふれーむわーく
略語の意味
COSO=Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission
会社の内部統制(不正や間違いを防ぎ、仕事を正しく進めるための社内の仕組み)の考え方をまとめた米国の団体の名前で、その団体が作った枠組みを COSO フレームワークと呼ぶ
- Committee
- 委員会
- Sponsoring
- 後援する・支える
- Organizations
- 団体
- Treadway
- トレッドウェイ(委員会の委員長の名前)
- Commission
- 委員会
COSOフレームワークとは、米国の民間団体COSO(トレッドウェイ委員会支援組織委員会)がまとめた、内部統制を整備し評価するための代表的な枠組み。内部統制の目的を「業務の有効性・効率性」「財務報告の信頼性」「関連法規の遵守」の3つに整理し、その構成要素として「統制環境」「リスクの評価と対応」「統制活動」「情報と伝達」「モニタリング」の5つを挙げる。
最終更新:2026-10-10
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決算の数字が誤っていたり粉飾が行われたりすると、その情報を信じて投資した人が損をする。しかし「不正をしないよう気を付ける」だけでは歯止めにならない。会社の中に、誤りや不正が起きにくく、起きても早く見つかる仕組みを作り、それを外から確認できる形にする必要があった。そのために内部統制を目的と構成要素へ分解し、誰が見ても同じ観点で点検できる共通の物差しとして整理されたのがこの枠組みである。日本の金融商品取引法に基づく内部統制報告制度(J-SOX)もこの考え方を土台にしており、日本の基準では目的に資産の保全、要素にITへの対応が加わって4目的・6要素で説明される。
具体例
上場企業が内部統制報告書を作る際、5つの構成要素に沿って自社を点検する。売上の計上について、担当者1人が受注から売上計上まで行えないよう職務を分けているか(統制活動)、経営者が誠実さを重んじる姿勢を示しているか(統制環境)、内部監査部門が定期的に確認しているか(モニタリング)といった形で確かめ、不備があれば是正する。
試験での引っ掛け
枠組みであって、具体的な業務手順やチェックリストそのものを定めたものではない点が要点。COSOは内部統制全般の枠組み、COBITはITガバナンスと統制の枠組み、という役割の違いでも問われる。また要素の数を問われたら、COSOの3目的・5要素か、日本のJ-SOXの4目的・6要素か、どちらの話かを確かめる必要がある。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。